お話をお聞かせください。相談余話
相談余話
第100話 「ご縁こそ宝物です。」
西多摩新聞の掲載も1年になりますが、スタッフの方々に感謝を申し上げます。
当店の漢方相談の目的は、お客様を健康に導くだけではなく、さらに、幸せになっていただくことが私の使命と思っております。
また1年間お客様とのご縁を通じて、さらに、深いお付き合いを目指したいと思います。
さあ、今日もいい日になりますように…。 店主
当店の漢方相談の目的は、お客様を健康に導くだけではなく、さらに、幸せになっていただくことが私の使命と思っております。
また1年間お客様とのご縁を通じて、さらに、深いお付き合いを目指したいと思います。
さあ、今日もいい日になりますように…。 店主
第99話 「人と栖(すみか)とは。」
寄り添い励まし合ったお客様も、今年の桜をどんな思いで迎えられたか思いをいたす季節になりました。
私も、もし人生の締めくくりに過ごす家は、山里の桜の木の下に鴨長明さんのように小さな「方丈庵」を建て住みたいものです。
それでは、尊敬する大工のマコトさんにお願いすることにしますか。夢のまた夢の話しですが…。 店主
私も、もし人生の締めくくりに過ごす家は、山里の桜の木の下に鴨長明さんのように小さな「方丈庵」を建て住みたいものです。
それでは、尊敬する大工のマコトさんにお願いすることにしますか。夢のまた夢の話しですが…。 店主
第98話 「我以外皆我が師です。」
お客様の中に、重い病と向き合い、自分の心と向き合い、一瞬、一瞬を大事に今を大切に生きている方がおります。
その方の笑顔にいつも学ぶことがあります。「病とは、人生で一番の心の勉強である。」と言っているようです。人生の師とは、この方のようですね。 店主
その方の笑顔にいつも学ぶことがあります。「病とは、人生で一番の心の勉強である。」と言っているようです。人生の師とは、この方のようですね。 店主
第97話 「今日も和顔愛語です。」
苦しみを乗り越えたお顔には、素晴らしい笑顔がやどるものですね。
相談を終えたお客様に、ぜひ上を向いて坂本九さんの歌のように涙がこぼれないように、そして青空を見上げてお帰りくださいと申します。私も笑顔で、お客様も笑顔になって帰っていただきます。
今日も無事であれと…願っております。 店主
相談を終えたお客様に、ぜひ上を向いて坂本九さんの歌のように涙がこぼれないように、そして青空を見上げてお帰りくださいと申します。私も笑顔で、お客様も笑顔になって帰っていただきます。
今日も無事であれと…願っております。 店主
第96話 「今年のテーマ、『健』と『康』について」
年明けから忙しい日々が続き、相談余話を書く頃には、店前の駐車場にある梅の木のつぼみが、大きく膨らみもうすぐ開花を迎えようとしています。今年のテーマ、『健』は、身体の有り様を示し『康』は、心の有り様を示しております。
『康』によって『健』は、支えられており、それも大きな心『康』によって、支えられております。
それを漢方相談の中でお話ししたいと思います。一人一人に寄り添い、安心できる相談であり、日々生かされていることの喜びを分かち合えることを楽しみにしております。 店主
『康』によって『健』は、支えられており、それも大きな心『康』によって、支えられております。
それを漢方相談の中でお話ししたいと思います。一人一人に寄り添い、安心できる相談であり、日々生かされていることの喜びを分かち合えることを楽しみにしております。 店主
第95話 「無事に来年も」
12月に入りお客様からお電話をいただきました。
相談余話の中で「老いることも病の一つならば、そこに病気が重なればどれほどつらいものか。」と書いたところ、「病に寄り添っていただき、とても救われました。」と感謝の言葉をいただきました。
来年も病に寄り添い、人に寄り添い、希望のはげましとなるように頑張りたいと思います。一年間ありがとうございました。 店主
相談余話の中で「老いることも病の一つならば、そこに病気が重なればどれほどつらいものか。」と書いたところ、「病に寄り添っていただき、とても救われました。」と感謝の言葉をいただきました。
来年も病に寄り添い、人に寄り添い、希望のはげましとなるように頑張りたいと思います。一年間ありがとうございました。 店主
第94話 「心の懐石」
一雨ごとに、冬の足音が聞こえるようになりました。
寒い中ご来店のお客様に、懐(ふところ)で温めた心の石を受け取っていただき、病で冷えきった心を温めてもらうことが、漢方相談の一つだと思います。今日も和顔愛語ではじまります。 店主
「いざここに我が身は老いんあしびきの国上(くにがみ)の山の松の下庵(いほ)」 良寛さん
寒い中ご来店のお客様に、懐(ふところ)で温めた心の石を受け取っていただき、病で冷えきった心を温めてもらうことが、漢方相談の一つだと思います。今日も和顔愛語ではじまります。 店主
「いざここに我が身は老いんあしびきの国上(くにがみ)の山の松の下庵(いほ)」 良寛さん
第93話 「今日も和顔愛語です。」
今日も自転車で一番乗りで駆けつけてくれたAさん夫婦。ご主人が先に来て遅れること15分、奥様が杖をついてゆっくり歩いてご来店です。今日のテーマは、「無病息災はなく、一病息災をもって息災です。」誰もが願う無病ですが、ほとんどの方は、老いて病を抱えております。その病のために健康を願って努力されます。
その努力がプリベンション(予防)となり、さらなる病を防いでいると思います。もし病がなかったら、自分の健康に向き合わないのでは。もし老いて無病でいるとしたら、宝くじに当たったのかもしれませんね。さあ、今日も和顔愛語です。 店主
その努力がプリベンション(予防)となり、さらなる病を防いでいると思います。もし病がなかったら、自分の健康に向き合わないのでは。もし老いて無病でいるとしたら、宝くじに当たったのかもしれませんね。さあ、今日も和顔愛語です。 店主
第92話 「茶の湯への思い。」
ある方が「利休さん茶の湯とは何ですか。」と聞いたそうです。利休曰く、「ただ湯を沸かし、お茶を入れて差し上げることです。そこには、相手の方へ思いのすべてが入った一杯のお茶でなければなりません。」と申したそうです。全人格をもって相手をすべて理解しろと言っているようです。一生終わりのない修業かもしれませんが、漢方相談は今日も始まります。 店主
第91話 18日は観音様の日です。
M子さんのお話をします。10年ほど前、ガンの進行により、すでに余命をお医者様に告げられた方です。その方が今でも18日にはお赤飯をもって当店に毎月来てくださいます。ガン摘出後に来店され、今までの生き方を変えていただき、ガンが消えていく生き方を指導しました。今月も元気に生きている幸せを共に分かち合う事を願って18日はお赤飯をいただくことにしております。
観音様からのおすそ分けですね。感謝です。 店主
観音様からのおすそ分けですね。感謝です。 店主
第90話 照顧却下(しょうこきゃっか)
多くのお電話やご来店をいただき、感謝しております。ホームページ上の18名の体質分析は、漢方薬選定の一助であり、まずは健康を取り戻すことが目的です。さらに自分の性格を知り、体質を理解し、再度繰り返さないことを願って解説しております。
どうか、幸せな人生を送っていただきますようお祈りしております。 店主
どうか、幸せな人生を送っていただきますようお祈りしております。 店主
第89話 どこにでも先生はいる
医食同源紙をきっかけに札幌からお電話をいただきました。お客様に感謝申し上げます。お顔で体質チェックは、私どもの18面(ホームページ参照)をもってわかりやすく体質を示したものですが、いまだ研究途上にあります。現在の方々の体質、特徴をもっとわかりやすくしたいと思います。日々進化させてまいりますので、またよい意見をお願いします。
「我以外皆我が師」です。よろしくお願いします。 店主
「我以外皆我が師」です。よろしくお願いします。 店主
第88話 私の一人言
世間に合わせた生き方にもいつか限界が来ます。転ぶ前にもう一度自分の足下を見つめ直してはどうでしょうか。世間がどうであれ、ゆっくり、ゆっくりでも立ち止まってもいいんです。自分の歩き方を見つければ、転ぶこともないですし、それが一番幸せにつながることだと思います。人生は、細く長く、一歩、一歩ですかね。自分に言い聞かせております。 店主
第87話 沈黙も言葉
言葉少なでも、確たる存在感を示す人がいます。話し下手でも誠意が伝わる人もいます。沈黙も「秘めたる言葉」です。心を込めて、ゆっくり話していただければ、しっかりと相手に届きます。どうぞ安心して、相談に来てください。 店主
「 君看ずや 双眼の色 語らざれば 憂いなきに似たり 」 良寛さんより
「 君看ずや 双眼の色 語らざれば 憂いなきに似たり 」 良寛さんより
第86話 「我以外皆我が師」
今月は、手前みそですが、私の事が医食同源紙に掲載されました。取材から校正にいたるまで、お世話になったIさんに感謝いたします。ある陶芸家が、まだ世に出る前、台所で妻が米びつの底のわずかな米をたたいて拾っている姿を見て、涙が止まらなかったそうです。もう少し我慢してくれという思いで、ろくろを回し続けたそうです。今では、彼の作品は美術館でしか見ることが出来ません。苦労のどん底にいるときほど、人間は成長しているんですね。 店主
第85話 もう一度「治りきる力」、「生き抜く力」を信じて
厳しい寒さの中にも春の兆しが感じられるようになりました。うめの花はふくらみ開花を待つばかり。野山では、小さなふきのとうも出始めたようです。とどまることを知らず、日々自然は変化しております。私たちもウイルスも自然の中で生かされている存在であるならば、どこかで共存できる日がくると思います。その日がくるまで「治りきる力」、「生き抜く力」を信じて日々過ごしたいと思います。 店主
花をのみ 待つらん人に 山里の 雪間の草の 春を見せばや
藤原家隆
花をのみ 待つらん人に 山里の 雪間の草の 春を見せばや
藤原家隆
第84話 コロナ先生の一言
新年あけましておめでとうございます。
今年は、無事にそして安心して暮らせる年になることを願っております。
セルフメディケーションとは軽い病は自分で治すことですが、このコロナによる感染症が私たちに何を語ろうとしているのか、一つは自立すること、いわゆる治療を必要としない体を作ることではないでしょうか。自ら予防することこそ求められているように思います。人に頼って不平不満をもつか、手を差し伸べられて感謝の思いになるかが問われているようですね。自分を見つめ直すいいチャンスですね。 店主
今年は、無事にそして安心して暮らせる年になることを願っております。
セルフメディケーションとは軽い病は自分で治すことですが、このコロナによる感染症が私たちに何を語ろうとしているのか、一つは自立すること、いわゆる治療を必要としない体を作ることではないでしょうか。自ら予防することこそ求められているように思います。人に頼って不平不満をもつか、手を差し伸べられて感謝の思いになるかが問われているようですね。自分を見つめ直すいいチャンスですね。 店主
第83話 かけがえのない出会い。
馴れぬ土地でパン職人として修行に励んでいたあい子さんが病で亡くなりました。病名は、末期の乳ガンでした。父や母のことを思い不安と恐怖を乗り越えて頑張っていたのではないでしょうか。家業を継ぐ夢は叶いませんでした。小児ガンの子供さんが同病の友達のために千羽鶴を折ることを約束し、千羽を前にして亡くなった話を思い出しました。ご冥福をお祈りしたいと思います。 店主
第82話 「耳根清浄にして苦患なし」
毎年のことですが、教えを受けた方々が眠る墓苑(松岡山東慶寺)が思い浮かばれます。今の季節は、山門を入るとそこには、紫苑が終わりかけ、秋明菊や野葡萄が見られるようになります。そしてしばらすると、私の好きな竜胆が見頃になります。11月の末には紅葉を迎え墓苑も東慶寺も1年を締めくくります。今年もいろいろな出来事がありましたが、東慶寺墓苑は変わることなく新年を迎えることでしょう。
師いわく「自然が問いかける声が、自分に何を教えようとしているか。」 店主
師いわく「自然が問いかける声が、自分に何を教えようとしているか。」 店主
第81話 Hさん退院おめでとうざいます。
うめ爺うめ子バスでご縁をいただいたHさん、退院の足で真っ先にかけつけていただきありがございました。病院では末期ガンと告げられ、治療のほどこしもなく、体力も気力も失い疲れ切った身体で奥様と見えてくださいました。それが体力の回復とともにお医者様での治療ができるようになり、今日という日を迎えることができました。体力の回復とともにチャンスをいただき、将来の夢と希望につながったのだと思います。これこそ、この仕事を選んでよかったなと思う瞬間です。決してあきらめなかったHさん、おめでとうございます。そして、ありがとうございました。 店主