おぼこあきちゃんの売店

あきちゃんの売店

第31話 おぼこのあきちゃん もうすぐ夢が叶います。

前回、富岡の成木川沿いの「赤い彼岸花」の写真を載せさせていただいたところ、青梅にもこんな素晴らしいところがあるんですねと反響をいただきました。うれしいかぎりです。

そのそばに、小さなやまと堂のアジールであり、ウエルカムハウスが出来ることを夢見て社長はじめ、みんなで頑張っております。

来年にはなりますが、少しずつ出来ることから始めたいと思います。

残り2ヶ月ほどになりましたが、みなさまの健康とうめ爺、うめ子、社長の健康祈願に岩井堂の観音様に行ってこようと思います。

来年は、本当によい一年になることを願っております。

それと、彼岸花の撮影の前に小さな鹿さんが、彼岸花の畑を横切って行ったんですよ。すぐに川の向こうの森に行ってしまったので写真は撮れませんでした。残念です。

また、会えたら写真に撮って掲載したいと思います。
来年は、もうちょっとよいカメラを買いたいです。

昨夜は雨が降りました。空気が澄んでいます。紅葉もきれいです。



 

第30話 おぼこのあきちゃん 秋の思い。

もう秋ですね。富岡の落合橋の上から聞こえる川の音がハッキリ聞こえるようになりました。
穂先はきれいに刈り取られ、その上をトンボがうれしそうに飛び回っています。

桜並木の下に一列に咲いていた彼岸花も終わりを迎えようとしているようです。

今とばかりに咲く他の草花も厳しい冬を乗り越えるんですね。みなさん頑張っているんですね。

おぼこのあきちゃんも頑張りますよ~って、叫んでみました。

彼岸花を写真に収めましたので見てください。
さあ、畑の蔵に仕入れに行きますか。



 

第29話 おぼこのあきちゃん 福島のとらさん。

おぼこのあきちゃん、元気で頑張っているようだね。
うちで修業した子は、みなさんお役に立っているのが私はうれしいよ。

だって、おしかばあさん、あれだけしごかれれば、どこでも頑張ってやれますよ。

おまえもずいぶん成長したようだね。
社長が私に手を合わせていたよ。

最近よく正座して手を合わせているんです。おしかばあさんに感謝しているんです。

それにしても、あのカッパ、頭には、キューリでも食べさせておけばいいよ。

はい、よくうりもみにして、忙しいときはそうしております。

おまえも将来のおしか婆さんだね。

ここの幸子なんか、うちに来たときは、うなずくだけで言葉が出てこないんだよ。
それが今じゃ、お客にまで指図して、食事を運ばせているんだよ。びっくりだね。

その方は、幸子さんが学生の頃から来ていて、幸子さんのご両親のお葬式にも結婚式にもそっと来ているんです。
そして、毎年忙しい時に来て、そっと手伝って、ひまになると、いつの間にか封筒に宿泊代以上のお金を置いていなくなるそうです。

もう、それが30年以上続いているんです。

そして、あるとき幸子さんが、その方に聞いたそうです。

「幸ちゃんのさちは、しあわせっていうでしょう。その幸せが長く続きますように。」と言って、笑って「また忙しいときに来るよ。」と言ってただ笑うだけなんですって。

そして、また風のようにいなくなるそうです。

そして、封筒には、元気な幸っちゃんへと書いて、宿泊代とお金が入っているそうです。

おしか婆さん、どういうことですかね。

おぼこのあきちゃん、もうとらさんはいないけど、幸子にはだいじなとらさんがいるんだよ。

おとらばあさん、また勉強になりました。そういうことですね。

二階堂さんの帰り、福島市民家園に立ち寄りました。
江戸時代から明治時代の民家が移築復元されています。
昔の人の暮らしぶりに感動します。こんな台所いいですね、はい、パチリ。


 

第28話 おぼこのあきちゃん 福島はすばらしい所です。

今年の夏休みは、秘湯の中でもかなり秘湯に入る福島県の山深く吾妻小富士のふもとにある1軒宿二階堂さんにやまと堂のみなさんと行くことになりました。

おしかばあさんのもとで一緒に修行していた少し先輩の幸子さんのお手伝いもかねて行くことになりました。

一番古い明治期の建物をもう一度復活させるため頑張っているそうです。

おしかばあさんも来ることになっているのでお会いできるのが楽しみです。
社長なんかおしかばあさんに会えることで何か緊張しているようです。

朝早くみなさんのお弁当も用意しましたので、ゆっくり、うめ爺の運転で2泊3日の旅が始まります。

うめ爺には、インターを降りてから「大変よ。」と言っておきましたが、途中人家は一軒もなく、行けども、行けども険しい道ばかりです。

うめ子は泣くわ、社長は手を合わせて何か祈っているし、運転中のうめ爺なんて険しい顔で、前に向かって「ドスコイ、ドスコイ」と言っているし、道を間違っているのかしらと思っているうちに、視界が開け、森の中に旅館二階堂がありました。

江戸時代にタイムスリップしたかのように、懐かしさただよう、旅籠宿がありました。

番頭さんがタライに湯を入れて持ってきてわらじをほどき洗ってくれるようです。

奥から、おしかばあさんと幸子さんが笑顔で迎えています。
何かやっと来られて安心したのか、私もみなさんも顔が涙であふれているようです。

これからのお話は、次回になります。なみだ、なみだのお話です。お楽しみに…。

第27話 おぼこのあきちゃん 夏のお買い物。

おしかばあさんの元で修業したおかげで、今では、社長やうめ爺うめ子の昼食や富岡での草刈りの時の食事も任されております。

そんなわけで、今日は富岡のお隣にあります「畑の蔵」に近隣の農家さんが作った野菜を買いに行きたいと思います。

少し恥ずかしいですが、みなさんの健康を考えて大きなカゴをしょって行きます。

みなさんは、やまと堂の宝ですから、手は抜けません。頑張ります。

東青梅駅から飯能行きのバスで行って、途中から歩いて行きたいと思います。

峠を2つ越えれば、もうそこは、田舎です。
ここが東京の郊外とは思えませんね。

農家の人達が一生懸命作った野菜です。大事に料理したいと思います。
それに、申し訳ないくらい安いんです。

知り合いのお婆ちゃんの家の野菜は何でも100円です。ありがたいことです。

いつも感謝して、100円をおいていきます。

いっぱい仕入れて、帰りには、となりのコンビニで100円アイスを買うのですが、それがうまいこと、うまいこと、たまりません。

そして、もう一軒、飯能窯によって、お皿などを買って来るともう一日は終わりなんです。

でも、私も健康になり、みなさんも健康でいてもらいたいので、また頑張りたいと思います。

今度は、うめ子も誘って行くことにします。

水車小屋です。日本昔話に出てきそうです。
なんて素敵なんでしょうか。見ているだけで癒やされますね。



 

第26話 おぼこのあきちゃん 薬寿庵、香寿庵つくる。

社長がいつも言っております。やまと堂は、健康にするだけではなく、病気の根っこにあるものを見つけ、それに気づいていただくことが幸せになっていただくことだと申しております。

大変なことですが、私もそのために毎日修業を重ねております。
いつかは、社長の弟子としてお役に立てる日を夢見て頑張っております。

まずは、ウエルカムハウス「薬寿庵、香寿庵」を富岡の地に作りたいと思います。

一歩前進、二歩後退の毎日でしたが、真人君のおかげで前に進みそうです。真人君のご両親に感謝いたします。今日より明日がよい日になりますように願っております。

岩井堂の観音様ありがとうございます。

さあ~、前へ前へですかね。 

お客様が作ってプレゼントしてくださいました。
四つ葉のクローバーを見つけられるなんてすごいです。
また、こんなに小さくてかわいいお花どうやって入れたんでしょうか。
ありがとうございます。大事に飾らせていただきます。

第25話 おぼこのあきちゃん 5月の連休の一日

今年も、成木川と黒沢川の落ち合うところに流されてきた桜さんが集まり筏を作り、ぐるぐる回って大きくなり、川下に流れていきました。

一年に一回しかないこの日のために、みなさまを楽しませていただき、本当にありがとうございました。また、来年もよろしくお願いします。ちょっと、さびしいですね。

5月になれば、またこの辺は新緑の美しさでいっぱいになります。自然豊かで飽きることがありません。

父、母が忙しく、両おばあちゃんに育てられたこともあり、いつも自然がそばにありました。もちろん、愛読書は、どこへ行くにもハイジを持って、公園や川原や森の中でよく読んでいたものです。

ここ富岡には、その頃と全く同じ風景があります。ハイジがおじいちゃんやペーターと登った山の上のお花畑もここにはあるんです。

みなさまに見てもらいたくて写真に残しましたのでご覧ください。

栗林の中にこんなに素晴らしいお花畑があります。

かわいそうなので、お花は摘みませんが、これも一年に一度だけのことなので感謝をもって見とどけたいと思います。

5月の連休まで、楽しめると思います。

みんなで、草刈りをしたらここでお昼にすることにします。

こもれびの中のお花畑でおにぎりをみなさんと食べるなんて、何てすてきなことですかね。

うめ爺が休まなければいいのですが、でもこの美しい景色なら来ると思います。楽しみです。

第24話 おぼこのあきちゃん おぼこの春

今年も富岡の成木川沿いの桜さんたちがいっせいに花を咲かせました。

仕事を終えてからほぼ毎日カメラを持って来てたものですからとてもうれしいことです。

一年間頑張ってきたご褒美ですかね。桜さんたちがお行儀よく一列に1kmにわたって迎えてくれます。

あきちゃん、ちっちゃな体でよく頑張ったね。精一杯咲かせるから、ゆっくり歩いてきてね。お祝いの花道だよ。と言っているようです。

一年に一回の出会いですが、このような時間を大事にしたいものです。

桜さん、今年もありがとうございました。それでは、岩井堂の観音様の桜も、もう少しで咲くと思いますので参道のお掃除に参りたいと思います。

いつか、富岡から桜並木の参道を作ってお参りできるようにしたいと思います。もう一つの私の目標です。本当は内緒なんですが。目標はいつか叶うと思って精進したいと思います。

なお、岩井堂は道がよくないのでスニーカーで行ってください。でもいい所ですよ。

こんなおぼこですみません。

第23話 おぼこのあきちゃん 春の思い

今年も梅の木の下にかわいい「ふきのとう」が顔を出してくれました。
いよいよ、春ですね。小鳥さんも元気に飛び回っています。

富岡は、青梅市内から8kmほどしか離れていないのに自然がいっぱいの別天地です。いいところです。
みなさまのための憩いの場所にしたいものです。

私がまだ小学一年生の頃だったと思いますが、青梅市郷土博物館の隣にあるかやぶき屋根のお家に行ったことがあります。

そこには、私のおばあちゃんが、管理人をしていたのでよく遊びに行きました。

「あっこや、よく来たね。」と言っては、かやぶき屋根の縁側でいろんなお話をしてくれました。
本当に、いい思い出になっています。

あたたかい日差しを浴びて、おばあちゃんのひざに頭をのせて、いつの間にか居眠りをしていたものです。

「あっこや、起きてね。帰りますよ。」と言っては、2人で手をつないで帰って行ったのを思い出します。

今訪ねても、旧宮崎家住居は、昔のままです。今でもおばあちゃんが、「あっこや、よく来たね。」と迎えてくれそうです。

おばあちゃんといろいろなお話をした縁側もそのままです。

100年ほど前のかやぶき古民家ですけど、大事にしたいものです。私はこの家が大好きなんです。富岡にもこのような思い出が出来る癒やしの家を建てたいと思います。

作事さん、風玄さん、よろしくお願いします。
おぼこのあきちゃんの夢を叶えてください。私はやります。

第22話 おぼこのあきちゃん 青梅だるま市

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
寒い毎日ですが、一歩一歩前に進んでいるようです。もうすぐ春が来ますよ。

今年も「青梅だるま市」が1月12日に開催されました。
わたしは、だるま市が大好きなんです。子供の時から父や母やおばあちゃんからいただいたお小遣いを少しずつ貯めて小さなだるまを買いに行くんです。それもお友達といろいろなお店を回りながらお菓子やお人形さんそれに何といっても酒まんじゅうが楽しみなんです。

そして最後に知り合いの徳造じいさんがだしているだるまを買って帰るんです。小さいときからおばあちゃんの知り合いの人です。

私が、「小さいだるまをください。」と言うと徳造じいさんは、「あきちゃん、よく来たね。」と言っては、一番小さいだるまを出してくれるんです。あいよ、これ500円だよ。そして、お金を渡すと、徳造じいさんは、今度はポチ袋に入れたお金を「あきちゃん、寒いところよく来たね。」と言っては、「友達と何か買いなさい。」と渡されるんです。

何か申し訳ないような気がしましたが、うれしい気持ちでした。

今は、もう徳造じいさんはいませんが、あいかわらず息子さんが引き継ぎ、今回もですが、やまと堂のために大きなだるまを買い求めたところ、息子さんから、ポチ袋を受け取りました。

今でも徳造じいさんの思いが、息子さんに引き継がれています。素晴らしいことです。

小さいだるまが、今では一番大きなだるまになりました。

うめ爺、うめ子、それに社長と私で持って帰りました。

やまと堂のだるまは、徳造じいさんの思いの入ったご利益のあるだるまなんです。

それにしても、大きなだるまですね。いったいどこにおいたらよいのかわかりませんね。

どうしましょうか、社長~!  おわり

梅が咲き始めました。春はもうすぐですね。


 

第21話 今年も一歩一歩前進

みなさま、今年もおぼこのあきちゃんをよろしくお願いしますね。

やまと堂での修業はまだまだ続きますが、泣いたり、笑ったり、転んだりの一年になりますが、私の成長を見守ってください。

やまと堂の2階は、倉庫と事務所と小さなお部屋が一つあります。ここで年末年始を過ごせるなんてなんと幸せなんでしょうか。畳が3枚ほどしかありませんが、私のお城なんです。たまに、ねずみさんやゴキブリさんも来てくれます。うめ子がキャーキャー言っています。

初日の出を拝みに鳥居観音に登ることになっているので、年末、うめ子が泊まりに来るそうなので、母から習ったお豆さんを入れたおせちもどきと、社長からいただいた、「鬼ごろし」とかいう紙パック180ml入の日本酒でも飲んで2人で年越しでもしますか。

それと、今年紅白歌合戦にあこがれの薬師丸さんが出場することになっているので、ぜひ歌を聴いてからゆっくりと出かけたいと思います。
名栗まで歩いて2時間、そこから鳥居観音まで1時間ほどかけて、ゆっくり登りたいと思います。

お天気も良さそうなので、みなさまの健康とやまと堂の発展を祈願してお参りしたいと思います。

社長とうめ爺も、参加することになっておりますが、おそらく酔いつぶれて鼻ちょうちんになっていると思いますので、2人の分までお参りすることにします。

帰りは、「花のや」さんでおいしいものでも食べて帰ることにします。

それにしても、うめ子の願いは、やはり彼氏のことですかね。誰かいい人いませんかね。

毎日の日記の中から、エピソードを取り上げていきたいと思います。
1人でも多くの方に読んでいただけるとうれしいかぎりでございます。
よろしくお願いたてまつります。へんですか。

草刈りもだいぶコツを覚えてきました。今年はここがどんな風になるのか…?楽しみです。

第20話 おぼこのあきちゃん もうすぐ12月です。

今年ももう少しですね。

12月に入るとやまと堂も忙しくなるので、今日は、うめ爺、うめ子と社長と私で今年最後の草刈りをすることになりました。

ここ富岡は、やまと堂の夢と将来を叶えるところです。美しい山や川があり、森があり、豊かな自然が残っているんですよ。
やまと堂に来てくださるお客様の憩いの場になるよう一生懸命お手入れをして、来年はまた一歩前進したいと思います。

四季折々楽しめる草花に囲まれて、自然に心をゆだねるひとときを過ごすのも素敵だと思います。

私はいつも歩きながら夢を見ているのでよく転ぶんですよ。スマホじゃないのがおかしいですね。

みなさん草刈りも上達しました。やはりそれぞれが夢を持っているんでしょうか。

草刈りの後、社長とうめ爺は、岩井堂の下まで、魚釣りに行くそうなので、私は、うめ子に言われたのですが、「おぼこのあきちゃん、だんだんちびまる子ちゃんの髪になってきましたよ。」と言われましたので、うめ子と2人、久々に美容室に行くことになりました。

そんなわけで、青信さんで40周年の駄菓子セットをいただいてから、アップルサラさんに行きました。

どう、うめ子、やっぱりサラさんは、うまいですか。

ちびまる子ちゃんから、おぼこのあきちゃんに変身ですね。あ~、すてきですよ。

うめ子、そんなにほめなくてもいいのよ。それでは、帰りにロッテリアによりますか。うめ子、何か食べてくださいね。私が出しますね。

やっぱり秋は、紅葉が素晴らしいですね。はい、パチリ。

第19話 おぼこのあきちゃん お婆ちゃん元気ですか。

昨日まで、半袖でいましたのに、今日はもう長袖になるなんて不思議ですね。冬近しですか。

うめ爺が怖がっているコロコロも、もう少なくなってきたのか、みなさまのお顔も晴れ晴れしているようです。もう少しですね。気を緩めず頑張っていきましょうか。

元気に過ごせていることに感謝、そして、一年を無事に過ごせますように塩船観音様にお参りに行きましょう。
うめ爺うめ子、社長とやまと堂のこともお願いします。

あっぱれ酒造のゆみちゃんから今年も新米をいただきましたのでおにぎりを用意していくことにします。毎週テレビで拝見しているユミちゃんもいつも元気で頑張っています。今では、福島の星ですね。

私もやまと堂の星ぐらいにはなりたいものです。頑張ります。

お参りがすみましたら、そこから途中お花屋さんでお花を買いまして、しばらくぶりにお婆ちゃんの眠る永山丘陵のお墓に行くことにします。

いつも学校から帰るとお婆ちゃんの肩もみなんですよ。あきちゃんの肩もみは最高だよ。あんたは、将来いいことがあるから頑張ってとよく言われましたけど、その時はよくわかりませんでしたが、本当に今は幸せですから、まんざらお婆ちゃんの言ったことはあたっています。

それでは、感謝を込めておにぎりをお婆ちゃんと食べることにします。
お花をお墓に添えて、お婆ちゃんいつも見守ってくれてありがとうね。お花に私の作ったおにぎりです。一緒に食べましょ。

あきちゃん、ずいぶん腕を上げたね。よく頑張ったね。その調子、その調子。もっともっといいことがあるよ。

何だかここにいると、お婆ちゃんの声が聞こえてくるようです。

今日より明日はもっといい日が来ますように。おばあちゃんありがとうございます。

また来ますよ。

この木にこの一本だけ咲いておりました。素敵ですね。


 

第18話 おぼこのあきちゃん 秋の買い出し

とんぼが野山を楽しそうに飛んでいます。もう秋なのね。
あっという間に夏は過ぎていきました。どんなときにも前へ、前へですか。

それでは、今日は秋の食材を仕入れに行くことにします。
ぼっちキャンプの時に買ったリュックをよいしょと背中にしょい、両手にはカゴを持っていざ、行くとしますか。

とりあえず、塩船観音入口、元つつじやさんがあったところを右に入れば、まもなく藤橋城跡です。この先木下一丁目まで黄金色した稲穂の先に見える大岳山は素晴らしいです。

やはり、秋ですね。

この先の峠を越えれば、川鍋鶏卵さんです。ここの卵はいいですね。

さらに、岩倉温泉を越えて、いよいよ富岡に入ります。

なんたって、この辺りの農家のおじちゃん、おばちゃんの作った野菜は、畑の蔵に集合しますのでここで野菜を買うのが楽しみです。
それにもう一つ楽しみがあります。やっとたどり着いた先で食べるアイスクリームは一番です。

あ~、来てよかったと思う瞬間ですね。

リュックいっぱいに買います。農家のおじちゃん、おばちゃんに感謝です。ありがとうございます。

それから、最後に私の尊敬するおばちゃんがいます。100円玉を手ににぎり、会いに行きます。いるといいんですが。富岡で売店をしているおばちゃんです。

ここの野菜は、ちょっと他とは違います。本当においしいんです。
無賃の100円売店なのに、いつも出てきてあいさつをしてくれます。観音様から野菜を分けてもらっているようです。

帰りは、この売店のバス停の前からバスに乗って帰ります。

一月に2回ほどですが、私の楽しみなんです。
みなさんも、歩いて歩いて、疲れた先で食べるアイスクリームはいかがですか。

もう秋は来ています。ぼっち歩きもいいものですね。

コロナがおさまりますように…。

まあ、彼岸花があたりいちめんに咲いています。はい、パチリですね。

第17話 おぼこのあきちゃん 夏休みはカッパです。

ことねも私も一人前になることがおしか婆さんへの恩返しなのね、と考えているうちに楽しみにしている夏休みが近づいてきたようです。テレビのBS番組でいつも楽しみにしている「ひろしのぼっちキャンプ」を私も挑戦することにしました。

社長に相談したところ、まだおぼこのあきちゃんは、「ひろしのぼっち、ぼっちキャンプ」にした方がいいよと言われましたので、うめ子を誘って行くことにしました。

目的地は、富岡の土地にすることにしました。キャンプに必要なリュックや一人用のテント、キャンプ道具は、ほぼ西友でそろえることができました。

練習をかねてやまと堂前の駐車場で夕方にテントを張り、一泊して次の日は、やまと堂から8kmほど歩いて富岡に向かいます。

途中、うめ子と食料を調達しながら、塩船観音によってお参りをして、岩倉温泉郷を目指します。

今回は社長から、フライフィッシングの手ほどきを受けましたので、富岡から川筋を歩きながら岩井堂観音まで釣りをしようと思っております。

魚が釣れれば最高ですが、釣れなくっても初めての体験ですのでこれも楽しみです。

何よりも富岡のキャンプは、うめ子とぼっち、ぼっちキャンプですが、星を眺め、川音を聞きながら、燃える炎でバーベキューするのは楽しみです。

うめ子は、水着まで用意して川遊びをするつもりです。

今年の夏は、いい思い出になると思いますので、思いっきり楽しみたいと思います。

どこか、岩があれば川に飛び込むところがあれば挑戦するつもりです。今年は、カッパになります。

魚が釣れますように…。お参りをしていきましょう。

第16話 おぼこのあきちゃん ことねちゃんも元気です。

おしか婆さんのお手紙にはいつもびっくりさせられます。

「おまえと一緒に修行していたことねがまいっているらしいので、おぼこのあきちゃんおまえが行ってカツを入れて来てくれ」というお手紙です。張本さんじゃあるまいし、どうしましょうかね。何でも社長にいってあるらしいので、2、3日休んで、古川温泉に行くことになりました。
ことねちゃんのおでこにカツというシールをつけるわけですから2、3枚用意しておきますか。
よく話を聞いてからにしますけど、話によっては、やりますよ。

修行に入る前の日、おしかばあさんに言われて、私は、化粧道具一式を、ことねは持ってきた楽器と楽譜を豊沢川に捨てたんです。もうやるしかないねといった友が待っているようです。

赤谷川の源流域にある一軒宿を父、母が守ってきた宿です。原始林に囲まれた露天風呂は、本当に素晴らしいものです。その秘湯の宿を守ることを決めたことねです。早く行ってやりたいです。

猿ヶ京手前のバス停で降りると、車が止まっておりました。車から降りてきたのは、お父さんとぷくぷく太ったことねでした。

おぼこのあきちゃん、元気でしたか。

はい、私は元気よ。ことねはどうしたの。

はい、母が亡くなったんです。さびしくって、ついおしか婆さんに手紙を書いてしまったの。

そうだったのね、ことね。
今日は、宿に行って修業時代にやった、つらい時ほど徹底的におそうじをしましょうよ。
どこまでも、お客様のためにきれいに磨きをかけましょう。リュックには、お掃除道具が入っているのよ。
日本一きれいなことね旅館にしますよ。ことね、いいかい。

はい、おぼこのあきちゃん。

ことね、おしかばあさんなら、同じようにしますかね。

やっぱり、おぼこのあきちゃんは、おしかばあさんの一番弟子です。

おしか婆さんは、ことねのこと、亡くなったお母さんと同じ思いでいるから、何かあったら連絡してあげてください。そしたら、私も来ますね。

ことねも、お父さんやお母さん、そしておしか婆さん、それに私も、ことねのこといつも思っているのよ。助け合って生きてきた二人ですもの。これからも、切磋琢磨して、ことねは、日本一の秘湯の宿に、私は、日本一の薬屋さんになるよう、がんばりましょうね。

さあ、朝までお掃除ですよ。ことね。

ありがとう、おぼこのあきちゃん。

いつ来てもきれいなお寺です。聞修院の奥に黒沢川の源流域があるようです。また今度行ってみたいと思います。
今日は、古民家のようなお家が建ちますようにと、ことねが元気になりますようにお願いしてきます。

第15話 おぼこのあきちゃんとうめ子の散歩

今日はお休みを利用しまして、前から計画をしていた、成木川の源流域から、下流の富岡の岩井堂まで歩くことにしました。

うめ爺に上成木の常福地入口まで、バスで送ってもらい、そこからうめ子と私で成木川沿いを歩いて、小学生が寄り道をしながら帰るようにゆっくり、ゆっくり下流の富岡に向かいたいと思います。

うめ爺と社長は、富岡の人達と田植えの手伝いをするために、先に富岡に行っているそうです。

うめ子と、早起きをしておにぎりをたくさん作りましたので、うめ爺と社長におすそ分けしておきました。
二人ともお腹をこわさないとよいのですが、責任はとれません。まあ、だいじょうぶでしょう。

それでは、新緑の中、景色を見ながら行くことにします。もう一つの目的は、古民家探しもありますので、カメラでしっかり撮っていきたいと思います。

それにしても、ここが東京とは思いません。深山幽谷と言ってもいいと思います。まだ、茅葺のお家があります。とても素敵です。はい、パチリですね。

滝成トンネルを過ぎると景色が開け民家も多くなってきたようです。成木5丁目の信号をさらに左に折れるとまもなく、大きな病院が現れました。

そういえば、おぼこのあきちゃんが入院していた病院じゃないの。

うめ子、昔のことで忘れたけど、なんか、なつかしいのよ。まあ、うわさということにしておいてね。

うん、わかったわ、おぼこのあきちゃん。なつかしい田舎の風景ですね。

富岡に近づくにつれ、本当の田舎があるのよ。みなさんが、心の中に思っているような古里のような風景よ。

それにしても、田んぼに水がはられ、苗を植えていますよ。ほら、あそこに田植えをしている人の中に、うめ爺と社長がいますよ。もうすっかり、土地の人のようですね。

それじゃ、私たちは、最後に岩井堂観音におまいりをして、今日無事に過ごせたことのお礼に行きましょう。

おぼこのあきちゃん、いい一日でしたね。今度は熊のいる黒沢川に挑戦したいですね。

★★★おぼこのあきちゃんよりお願いがあります。★★★

古民家を探しております。小さい平屋の古民家がありましたら、やまと堂までご連絡いただけないでしょうか。
または、古民家のようなお家を建てていただける、大工さんや設計士さんがいらっしゃいましたらご紹介ください。
よろしくお願い致します。 ☎0428-22-0873







 

第14話 おぼこのあきちゃん 大相撲五月場所に行く

富岡の岩井堂の観音様にお願いしていたことが叶うことになったんです。
夢のようですが、本当にうれしいことです。
大相撲五月場所に行って、力士の炎鵬に「力水」をつけたいのです。
少々、お腹を壊しても飲ませたいのです。
今場所は勝たないともうテレビでは見えなくなります。そんなのだめです。行くしかありません。
どうも、社長もわかっていたようです。午後3時を過ぎると私がしこを踏み、すり足をしながらテレビ観戦するのをどうも見ていたようです。

そんなわけで、休みを利用して、両国の国技館にやまと堂全員で行くことになりました。
解説の北の富士山は、小さいにもほどがあるよ炎鵬は、と言うし、舞の海さんは、どうも炎鵬は、自信をなくしているようですね。と言うし、もう、私が行くしかありません。私が行って、そっと力水を差し上げたいと思います。全員の炎鵬ハチマキに私が夜なべして作ったハッピを着て応援するつもりです。

当日の対戦相手は、千代丸です。じっくりせめろよ炎鵬、相手に不足はないぞ、いいか相手を見てからしたから左回しを取って、うっちゃればいけるぞ。いいか、炎鵬、今日はやれるぞ。今日は、おぼこのあきちゃんが応援に来ているんだぞ。自信を持って行け。
それに、北の富士山に小さいものが大きいものを倒す姿を見せてやれ。いいか、わかったな炎鵬。

すいません、私が何か興奮していますね。もう取り組みが始まります。何としても今日は勝ってください。

あ~、あ~、やった、やった、炎鵬が言葉どおり、千代丸をうっちゃりで倒しました。

こんなことあるんですね。思いが伝わりました。思いが伝わったようです。

うめ爺もうめ子も、社長までが涙を流して、感動しています。社長は、周りの方にもお礼を言っているようです。
うめ子なんて、北の富士山のいる解説室に行って、サインをもらっています。うめ爺は、舞の海さんと何やら話し合っているし、本当にいい一日になりました。

思いというのは、通じることがわかりました。ありごとうございます。

第13話 おぼこのあきちゃん 幸せな夢

ときどき、こんな夢を見ます。

高い山に登って行く途中、何ともきれいなお花畑に出会い、ハイジやペーター、それに子ヤギのゆきちゃんまでいてみんななかよく遊んでいるんです。

するとハイジが待っていたのよ、早く行きましょうと私の手を取って歩き出したんです。

どこへ行くのと聞くとおじいちゃんがあたたかいミルクを用意して待っているのよ。おぼこのあきちゃんに飲ませて早く元気になってもらいたいそうよ。

だっておぼこのあきちゃんは私たちを大事にしてくれるでしょ。いつもテーブルの上に置いて私やペーターそれにゆきちゃんまで大事にしてくれるんですもの。

クララがあんなに元気になったのも、おじいちゃんのミルクなのよ。だからおぼこのあきちゃんに飲んでもらいたいの。もっと元気になって、お父さんやお母さんそれにお姉さんを安心させてやってほしいの。わかった、おぼこのあきちゃん。

わかったわ、ハイジありがとう。そんな夢でいつも終わります。

これって、もしかして、ハイジがうめ子で、ペーターがうめ爺ですかね。ゆきちゃんはいったい誰ですかね。
ただ、はっきりしているのが、おじいちゃんは、間違いなく社長ですね。

あ~、あ~、やだやだ。私は夢の中でもみな様に守られているんですね。幸せなことです。

がんばれ、がんばれ、おぼこのあきちゃんですね。

アルプスの少女ハイジについて何年か前にテレビで放映され、原作を読んでみした。
スイスの自然の美しさや小さなハイジが頑張っている様子に感動しました。

希望に満ちた作品で大人の方が読んでも心に響くものがあります。
緊急事態宣言の中、お家にいる時間も多いかと思います。ぜひ、一度読んでみてください。
本当の豊かさを教えてもらえるようで、幸せな気持ちになります。いろいろな本が出ていますが、福音館文庫の挿絵が素敵です。

第12話 おぼこのあきちゃん いよいよ免許をとりたいと思います。

うめ爺からは、「私が教えるので心配は無用です。」とか、うめ子も「おぼこのあきちゃんなら大丈夫です。」とか、社長にいたっては、「必要なものだし、いい経験になるよ。それに今は安全装置がついているのでおぼこのあきちゃんでも問題はないと思います。」とか何とか言ってくれますけど、自慢じゃないですが、運動神経というものが、この私にはついていないんです。

ほんとうに運転免許証などとれるとは思えないんですが、新天地に行くにはどうしても必要なものなんです。そろそろ心を決めなければなりません。

そんなわけで、今日は、某遊園地のこどもゴーカートに挑戦することになりました。
うめ爺の提案でそこから始めることになったんです。小さいからって、ほどがありますよね。みなさん、子供用ですよ。でも運転できるか心配です。

うめ爺が、「右側のペダルをゆっくり踏むと走り出します。左側のペダルを踏むとブレーキが掛かり止まります。」と言いますが、子供達はいきよいよく走って楽しんでいます。

私は、どうもいつもの顔じゃなく、何か引きつっているようです。うめ爺、うめ子、それに社長まで見ていますが、何か笑い転げています。どうしてですかね。何とかなると思いますのでやってみます。

右側をゆっくり踏みますね。あれあれ動きますよ。不思議ですね。ハンドルは、まっすぐです。それでは、右に曲げます。はい、右に曲がりました。何だか、スピードは遅いですが大丈夫なようです。

はい、止まります。左側ペダルを踏みます。ワ~、強く踏んだようです。これを急ブレーキと言うんですか。びっくりですね。

うめ爺から、もう少し、スピードを上げるように指示が出ましたので、もう少し踏み込んでみたいと思います。

後ろの方で、子供達が、渋滞して文句を言っているのです。失礼な子ですね。
「おい、子供いいかげんにしろよ」と言ってしまって、もう運転すると人格が変わるもんですね。

気をつけなければいけませんね。みなさんご迷惑をおかけしますが、もう少し長い目で見てください。

それでは、がんばるとしますか。「あの子供は、どこにいきやがったのか?」
すみません、すみません。気をつけます。

富岡の桜、満開です。東京にいるとは思えないほど、のどかでいいところです。

第11話 縁結び

これからお話しすることは、びっくりすることばかりですが、私は、子供の頃から身体が弱く、両親やお婆ちゃんが心配して、知り合いの祈祷師さんに見てもらい、最後に言われた言葉が、「毎年1月18日には、浅草の観音様にお詣りすれば健康になりよい人生が開かれる」と言われました。それからというもの母と一緒に毎年1月18日には、浅草寺に行って観音様にお詣りするのが今でも続いております。

たしかに、やまと堂に来てからというもの私は身体が丈夫になり、アトピーもよくなり、おしかばあさんや、社長、それにうめ爺、うめ子に助けられ、毎日楽しく過ごすことが出来るようになりました。
それこそ、縁あって昨年は、富岡に理想とする土地を入手することが出来ました。将来を見据えてやまと堂のお客様の癒しの場所でもあり、おぼこのあきちゃんの売店や、通信販売の拠点になる予定です。

少し長くなりましたが、びっくりするお話とは、その富岡の土地は、岩井堂観音の入口にあるんです。
昔、岩井堂観音の小さな観音様が嵐によって川に流され、今でいう隅田川の河口付近で漁師さんの網にかかり、その後、その観音様が浅草寺の始まりになったそうです。

それを地元の方に聞き、伺ったところ、浅草観音のふるさと岩井堂観音と書いてあり、びっくりして、声も出ませんでした。

ここで、観音様をお守りしながら生きていければこんな幸せなことはないと思います。観音様の縁結びに感謝です。

お爺ちゃん、お婆ちゃん、父、母、お姉ちゃん、それに、うめ爺、うめ子、社長、この縁を大事にしたいと思います。これからもよろしくお願いします。

びっくりしましたが、不思議なことですね。
今日より、明日、もっとよい日になりますように。

岩井堂観音に行かれる場合、とても急な山道を登ったり、降りたりしますので、スニーカーなどの歩きやすい靴に、動きやすい服装で行かれるとよいかと思います。足下に十分お気をつけください。




 

第10話 おぼこのあきちゃんのお正月

あけまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
年末年始は、やまと堂の2階で一人ぼっちのお正月を迎える予定でおりましたところ、幼友達のちえちゃんとかよちゃんが来てくれたり、うめ爺うめ子も来てくれて、みんなで新年を迎えることになりました。

やまと堂の2階では3密を守れそうもないので、富岡の広い土地でみなさんと寒中キャンプをすることになりました。初めての経験でしたが、闇夜の中に浮かぶお星様がキラキラ輝いてみとれるばかりでした。

持ち寄った食材でお鍋を囲み、たき火の周りにはお餅を並べ、炎の中には、お芋をアルミホイルに包み入れましたところ、こんなにおいしいお芋は初めてです。

一人ぼっちで過ごすお正月がこんなことになるとは思いませんでした。みな様に感謝です。
紅白歌合戦や行く年来る年は見る事が出来ませんでしたが、うめ爺、うめ子が新年あけましておめでとうと言うと、何やらテレビで練習したそうですが、ファイヤーダンスを披露してくれました。今日のためにだいぶ前から練習していたらしく、私を含めてちえちゃんもかよちゃんも感動して涙が止まりません。

岩井堂観音へ初詣に行く近隣の人達も集まり拍手かっさいです。
何と二人の裏方をしているのはどうも社長のようでした。私はやはりやまと堂や観音様に守られてここまでこられたんですね。
本当に幸せなものです。今年も頑張りますので、よろしくお願いします。

第9話 おぼこのあきちゃん まさる君との出会い

11月に入りまして、社長からうれしいお話をいただきました。
おぼこのあきちゃん、コロナの影響で思うように通販は進みませんが、まさる君に会いに行ってきたらどうですか。いい気分転換になるし、まさる君は、腕の立つ大工さんです。それが今いるところがわかったんです。青根温泉、希望閣にいるそうです。

社長、まさる君は、そこで何をしているんですか。

伊達藩の別荘として、昭和7年に再建された昭和の名建築、青根御殿の修繕をお手伝いしているそうです。それもアルバイトをしながらボランティアで参加しているそうです。そこが終われば、また名建築の修繕を求めて旅をしているそうです。
おぼこのあきちゃんに会わせておきたい人です。まさる君にとってもいい出会いになると思います。女将さんを通してまさる君にも伝えてありますので、急いで行ってください。

青根温泉は、蔵王山のふもとにある小さな温泉と聞いておりましたが、ずいぶんとひなびた小さな温泉ですこと。
さっそく女将さんに連れられて青根御殿に行きましたところ、小太りの小さな青年が笑顔で迎えてくれました。どこかでお会いしたようななつかしい気持ちになりました。

おぼこのあきちゃんですか。遠いところまでありがとうございました。実は私は、おぼこのあきちゃんに2度お会いしております。立川共済病院に小さいとき入院しておりまして、頭の手術を受けました。その時、重度のアトピーで入院していたのがおぼこのあきちゃんです。

あのときの子があなたですか。私のお菓子をとったので「いけませんよ。」と言ってその手術をした頭をたたいたのを覚えております。まさる君、あなただったんですか。

はい、そうです。二度目は、大問診療所の前のバス停でお会いしております。

バス停の前でよく飛び跳ねていた少年ですね。

私もずいぶん苦労しましたが、まさる君も苦労したんですね。

そのお陰で今があります。女将さんからいろいろ聞いておりました。おぼこのあきちゃん一つお願いがあります。私が修繕を終えた後、今しばらくかかりますが、私に富岡の売店を作らせてください。おぼこのあきちゃんもこれからです。私もこれから日本一の大工になりたいんです。たたかれた痛みは今でも忘れません。観音様にたたかれたようです。今でもお前はまだだめだよ、ペンと頭をたたかれます。私の一生の宝です。

私の小さな売店ですが、まさる君、よろしくお願いします。いつまでも待ちますよ。

東北の紅葉はとてもきれいです。感動します。

第8話 おぼこのあきちゃん 富岡の秋

いよいよ明日は、富岡の草刈りが始まります。

今年は雨も多く、夏の間に伸びた草が背丈ほどになり、冬を前にうめ爺うめ子、それに社長と私の両親も参加してきれいにすることになりました。

どうも社長という人は、なんでも形を大事にするところがありまして、10月の初めにワークマンで作業服をそろえ、カインズホームで本格的な草刈り機を購入して、仕事を終えた夕方6時から全員が集まりお店の前の駐車場でほぼ毎日練習なんです。

毎回、防護マスクに前かけ、足には長足袋又は長靴です。
草刈り機をかかえて、社長のかけ声でみなさんいっしょに「右から左へ」といいながら草を刈る練習が毎日なんですよ。

母は、腰を痛め、父は、手に血豆をつくってしまい、とうとう参加できなくなり、うめ爺は10月半ばに来なくなりました。

そんなわけで、うめ子と私はこの練習にたえたおかげでずいぶん草刈りが上手くなったようです。
さすが、社長です。尊敬するしか無いと思います。

明日は、父と母には刈り取った草の袋詰めをしてもらおうと思います。
うめ爺には、かわいそうですが、サボった反省をしてもらわなければなりませんので袋詰めした草を集めてもらい、お昼にはおにぎり一個とたくあん二切れだけです。
どう見ても太りすぎですのでやせてもらいたいものです。うめ爺もやまと堂の宝なんですから。

当日は、うめ子と私はピンクの作務衣で参加しますので楽しみです。
明日も良い日になりますように願っております。


富岡の秋の風情をお楽しみくださいませ。





 

第7話 おぼこのあきちゃん 大相撲へ行く

今年の秋は、楽しみにしていた社員旅行もなくなり、うめ爺、うめ子それに私も仕事、仕事で一年が終わるのかと思っておりましたところ、社長からお休みの日に大相撲9月場所に連れて行ってもらうことになりました。

テレビ解説の北の富士親方が、「炎鵬は、小さい身体で本当によく頑張っている」と申しておりました。また、こうも申しておりました。「小さいにもほどがある、女の子が土俵にいるようだね。」まったくその通りでございます。炎鵬は、私と同じです。そんなわけで、今日は、両国国技館まで行って、炎鵬を応援しようと思います。

売店によって、社長は竜電タオル、うめ爺は、先場所復活優勝した照ノ富士タオル、それに私とうめ子は、炎鵬タオルに炎鵬巾着まで買って応援することにしました。

座席は、西の3番4番です。西の花道がすぐそばです。もしかしたら、炎鵬と会えるかと思っていたところ、幕下が終わり、幕の内土俵入りでは、東の花道から入場して、土俵に上がり私のちょうど目の前にいるのは炎鵬なんです。うめ子とタオルを広げて一生懸命「炎鵬、炎鵬がんばれ」と言ったら聞こえたようで何か歯にかんで笑っているように見えました。

今場所は、体重が減ったせいか、相撲に迷いがあるようです。誰にでも試練はあります。ここを乗り越えて頑張ってほしいです。炎鵬も阿武咲に負けて涙ぐんでいるようでした。それでも、明日があります。夢も希望もあります。きっといいお相撲さんになります。私も夢と希望に向かって人生を成長させたいと思います。

うめ爺、うめ子、社長、本当に素晴らしい一日をありがとうございました。

第6話 おぼこのあきちゃんの日々の暮らし 誕生日会は18日

8月に入って最初の大安の日に待ちに待った、ニトリさんから事務所用の家具類が届き、なんとか組み立てを終え設置することが出来ました。
やまと堂の2階に通信販売の事務所に商談の出来るテーブルにいすも用意しました。

明日は、観音様の日でもあり、私の誕生日の8月18日です。社長に約束をお願いしました。
私が小学生の頃、どうしても出来なかったことがあります。青梅の多摩川にある乙女淵の観音岩の上から飛び込めなかったんです。幼友達のみなさんは楽しく飛び込んでいたのですが、私だけ両足を抱えて泣いていたんです。こわかったんです。でも今は違います。うめ爺、うめ子も楽しみにしているので3人で飛び込んできます。毎日が健康で生かされている自分がいます。
そのお約束とは、「3人で飛び込めたら、社長、お誕生日祝いに五日市にある白茶屋はどうでしょうか」と申しましたところ、
社長が「白茶屋で食事をしたらみんなで子供に返って下の秋川で水遊びをしますか」と言ってくれました。
それに白茶屋の社長さんにお会いして、この風情ある田舎屋をどうやって作っていったのかお話を伺って、新し富岡の地にいかしたいそうです。

そんなわけで、楽しい8月18日になりそうです。
やまと堂の繁栄とみなさまの健康を祈ってがんばって行きたいと思います。これからもよろしくお願いします。

みなさまにしか言えませんけど、浮き輪をつけて飛び込みますのでご安心ください。通信販売ももうすぐ始まります。



 

第5話 おぼこのあきちゃん日々の暮らし 梅雨の晴れ間

今日は、お仕事を午前中に済ませ梅雨の晴れ間を利用して、バスで東青梅駅から富岡へ行くところです。
その姿は、まるでこれから畑仕事に行くようです。麦わら帽子に足袋にもんぺ姿です。しょいかごには草刈り用のカマにお昼をいただくおにぎりも入れておきました。まるで小学生の遠足のようで楽しいです。

新しい土地での草刈りをして、川を見ながらおにぎりをいただく予定です。
近隣の方へのご挨拶は済ませてありますので、今日は時間があれば岩井堂の観音様へお参りに行きたいと思います。

お願い事が3つあります。
1つは、うめ爺の体重がこれ以上増えないように。
2つめは、うめ子にいい人が現れますに。
最後に、通信販売が上手くいきますように。お願いしたいと思います。

もう一つありました。
やまと堂を利用してくださるお客様が健康になることです。
観音様よろしくお願いします。

ここには、素朴な田舎が残されています。
やはり社長は目の付け所が違うようです。
「おぼこのあきちゃん、都会は便利になりすぎて物事が見えなくなっているよ。
こういう所で不便を楽しめば、いろいろな事がよく見えるようになり通販で本当に必要なものがわかると思うよ。大事なことだよ。」

早く、売店が出来るとよいです。
社長が用意してくれた衣類や道具は、どこで買ったんでしょうかね。
ちょっと恥ずかしいですが、このかっこうで帰ることにします。
でも帰りは、成木病院経由はよしておいた方がよいかもしれません。ちょっと心配です。
それでは、またみな様と次回お会いすることにします。がんばります。

小さな頃から食べていた青梅せんべい(梅しそ味)です。
うめ子も大好きな和菓子です。

第4話 おぼこのあきちゃん 日々の暮らし

朝目覚めると、周りは商品の山です。3ヶ月もたち仮住まいもなれてきたようです。電車の音、どこからか聞こえてくるカラオケの歌声に都会の生活を感じます。
大沢温泉での修業時代は、朝五時に起きて、一日が始まり、湯治部の売店を閉める9時まで毎日が戦いでした。
青梅に帰ってきて穏やかな日を迎えられて幸せです。

それでも朝9時を過ぎると全国のお客様から注文がFAXによって届けられます。
おしかばあさんや社長が教えてくれた言葉があります。「全てはお客様のために」です。
FAXの内容によっては、お手紙を添えたり、電話をして近況を伺い場合によっては、社長に代わって相談をしてもらいます。そしてOKがでれば、商品を梱包して一言心を込めて「一日も早い回復を願っております」と手を合わせます。

大沢温泉の売店でもこけしちゃんを毎日磨いているとこけしちゃんが「お客様のところへ行って来ます。かわいがってもらえるようがんばります。」と声が聞こえてくるようです。どんな商品も私たちと同じなんです。私の思いがこけしちゃんに入ってお客様のところに行きます。本当にやりがいのある仕事をさせていただいております。

そのような毎日ですが、休みを利用して私が扱う通販商品を探しにいろいろなところに出かけております。いいなと思うものを見つけるために自分の目で見て確かめて仕入れをしたいと思います。妥協できませんので今しばらくお待ちくださいませ。

みなさまが都会にこんないい田舎があり、時間が止まったような場所で心を癒やしていただき、お役に立つものを用意したいと思います。すべてはこの売店から始まります。こうご期待ください。今日は、うめ爺、うめ子、社長におやきでも買っていくことにします。前へ前へ進みます。がんばります。


第3話 何があっても前に進みます。

東京駅から中央線に乗換え立川を過ぎると懐かしい景色が広がってきました。
何だか青梅に近づくにつれて心もウキウキです。うめ爺にうめ子それに社長はどうしていますか。早く会いたいです。
河辺駅を降りるといつもとうきゅうが出迎えてくれたのが、今ではイオンになっておりました。
3年の月日を改めて思います。ああ、やっと帰ってきたのね。これで修行は終わったのね。

今は、やまと堂2階の倉庫にスペースを作り、そこで仮住まいをすることになりました。
通販の事業もここで始めるつもりで、何品かは、仕入れを始めておりましたが、皆様ご存じの通り、ここ青梅でもコロナウイルスによって、人も物もすべて時計の針が止まったように、何も事が進まなくなりました。とてもくやしいことですが、神様がもっと役に立つ商品を見つけるチャンスをくださったものとして考えることにしました。
本当に申し訳ございませんが、今しばらくお待ちいただいて、始めたいと思います。
本当にくやしいことですが、ここは、がまん、がまんです。

通販以外では、やまと堂にいいお話があり、本当にロケーションのよい土地が見つかり、うめ爺、うめ子のお家や通販の本拠地となる「おぼこのあきちゃんの売店」を兼ねた住まいに、社長の母屋も作ることになりました。
社長が地方から来るお客様にここでくつろいでもらいたいとのことで選んだ土地です。
お泊まりいただき、いろりで語らい、帰りには、畑でとれたものを持たせてあげたいそうです。
うめ爺、うめ子も私も社長も休みの日には畑仕事で汗を流し、よいものを作ってお客様の健康に役立ちたいと思っております。
夢は膨らむばかりですが、すべては、自立した生き方をするためです。夢と希望を持って頑張りたいと思います。

コロナウイルスが、終息してまたいつもの日々が来ることを願って精進していきたいと思います。今しばらく通販の方はお待ちください。準備ができ次第発売したいと思います。よろしくお願いします。

自然豊かな土地で小さな売店(和雑貨、お香など)を始めるのが楽しみです。


 

第2話 おぼこのあきちゃん薬やまと堂との出会い

少し、私のプロフィールを紹介したいと思います。
私は生まれてまもなく親から離れて、病院生活をすることになりました。
誰よりも弱く、誰よりも小さい身体を守るにはそれしかなかったようです。
親との面会はありましたが、結局私は一人でした。出来ることは何でも一人でやらなければなりませんでした。
そして何とかお家で生活できるようになっても毎日がつらい日々でした。
特に女性として生理が始まった13歳からは毎日が生きることで精一杯でした。学校には行けず入退院の繰り返しでした。
生きる希望も喜びもなく過ごす日々でした。そんなとき、手を差し伸べてくださったのが、薬やまと堂の先生でした。
お顔による体質判断とその体質からわかる精神的な問題を解決していきました。
そして、健康はもとより幸福になるための道も見つけることが出来ました。薬やまと堂で自立への道を歩くことを決意しました。
私のような人生を歩んでいる方の励みにもなり、目標としていただくため、精一杯頑張っていこうと思っております。
そんなわけで簡単ですが、人生遅れに遅れたおぼこのあきちゃんをよろしくお願いします。

うめ爺、うめ子が好きな青梅の桜です。とても素敵なところです。