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うめ爺とうめ子の楽しく優しい日々

相談余話

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相談余話

第88話 私の一人言
世間に合わせた生き方にもいつか限界が来ます。転ぶ前にもう一度自分の足下を見つめ直してはどうでしょうか。世間がどうであれ、ゆっくり、ゆっくりでも立ち止まってもいいんです。自分の歩き方を見つければ、転ぶこともないですし、それが一番幸せにつながることだと思います。人生は、細く長く、一歩、一歩ですかね。自分に言い聞かせております。  店主
 
第87話 沈黙も言葉
言葉少なでも、確たる存在感を示す人がいます。話し下手でも誠意が伝わる人もいます。沈黙も「秘めたる言葉」です。心を込めて、ゆっくり話していただければ、しっかりと相手に届きます。どうぞ安心して、相談に来てください。  店主

 「 君看ずや 双眼の色 語らざれば 憂いなきに似たり 」 良寛さんより
第86話 「我以外皆我が師」
今月は、手前みそですが、私の事が医食同源紙に掲載されました。取材から校正にいたるまで、お世話になったIさんに感謝いたします。ある陶芸家が、まだ世に出る前、台所で妻が米びつの底のわずかな米をたたいて拾っている姿を見て、涙が止まらなかったそうです。もう少し我慢してくれという思いで、ろくろを回し続けたそうです。今では、彼の作品は美術館でしか見ることが出来ません。苦労のどん底にいるときほど、人間は成長しているんですね。  店主
第85話 もう一度「治りきる力」、「生き抜く力」を信じて
厳しい寒さの中にも春の兆しが感じられるようになりました。うめの花はふくらみ開花を待つばかり。野山では、小さなふきのとうも出始めたようです。とどまることを知らず、日々自然は変化しております。私たちもウイルスも自然の中で生かされている存在であるならば、どこかで共存できる日がくると思います。その日がくるまで「治りきる力」、「生き抜く力」を信じて日々過ごしたいと思います。 店主

花をのみ 待つらん人に 山里の 雪間の草の 春を見せばや
                             藤原家隆
第84話 コロナ先生の一言
新年あけましておめでとうございます。
今年は、無事にそして安心して暮らせる年になることを願っております。
セルフメディケーションとは軽い病は自分で治すことですが、このコロナによる感染症が私たちに何を語ろうとしているのか、一つは自立すること、いわゆる治療を必要としない体を作ることではないでしょうか。自ら予防することこそ求められているように思います。人に頼って不平不満をもつか、手を差し伸べられて感謝の思いになるかが問われているようですね。自分を見つめ直すいいチャンスですね。  店主
第83話 かけがえのない出会い。
馴れぬ土地でパン職人として修行に励んでいたあい子さんが病で亡くなりました。病名は、末期の乳ガンでした。父や母のことを思い不安と恐怖を乗り越えて頑張っていたのではないでしょうか。家業を継ぐ夢は叶いませんでした。小児ガンの子供さんが同病の友達のために千羽鶴を折ることを約束し、千羽を前にして亡くなった話を思い出しました。ご冥福をお祈りしたいと思います。  店主
第82話 「耳根清浄にして苦患なし」
毎年のことですが、教えを受けた方々が眠る墓苑(松岡山東慶寺)が思い浮かばれます。今の季節は、山門を入るとそこには、紫苑が終わりかけ、秋明菊や野葡萄が見られるようになります。そしてしばらすると、私の好きな竜胆が見頃になります。11月の末には紅葉を迎え墓苑も東慶寺も1年を締めくくります。今年もいろいろな出来事がありましたが、東慶寺墓苑は変わることなく新年を迎えることでしょう。
師いわく「自然が問いかける声が、自分に何を教えようとしているか。」  店主
第81話 Hさん退院おめでとうざいます。
うめ爺うめ子バスでご縁をいただいたHさん、退院の足で真っ先にかけつけていただきありがございました。病院では末期ガンと告げられ、治療のほどこしもなく、体力も気力も失い疲れ切った身体で奥様と見えてくださいました。それが体力の回復とともにお医者様での治療ができるようになり、今日という日を迎えることができました。体力の回復とともにチャンスをいただき、将来の夢と希望につながったのだと思います。これこそ、この仕事を選んでよかったなと思う瞬間です。決してあきらめなかったHさん、おめでとうございます。そして、ありがとうございました。 店主
第80話 がんの相談について
相談の中でも多いガンの相談について一言述べたいと思います。病院の治療を一通り終えてもかんばしくなく、最後は漢方でもと思って見えてくださるお客様がおります。ほとんどの方が体力を失い、再度の治療は無理な状態です。そのようなときほど、心に寄り添い、ガンに寄り添い、治療で失った体力の回復につとめてもらいます。心の有り様を持って身体を考えることで、将来の希望も生まれるのではないでしょうか。  店主
第79話 病は生き方
心の有り様が、身体の有り様によって支えられていることを「がんは、生き方の病気」と船戸崇史(ふなとたかし)医師が自著の中で述べられております。深い反省の元に生き方を変える。それはまさしく心の有り様をもって身体を考えろとおっしゃっているようです。死と向き合いそれを受け入れた人のお顔は言うに言われぬよいお顔になるものですね。
「君看ずや 双眼の色 語らざれば 憂いなきに似たり」 良寛さんより  店主