うめ爺とうめ子の楽しく優しい日々
うめ爺・うめ子の紹介コーナー
第47話 うめ爺、うめ子 梅ヶ丘山荘の出会い NO.1
うめ子、おぼこのあきちゃんからハガキが届いていますよ。
うめ爺、おぼこのあきちゃんですか。ワ~うれしい、早く見せてください。
うめ子、ちょっと読んでくださいな。
はい、「うめ子、うめ爺、元気ですか。私は今、おしかばあさんに言われて群馬の六合の里温泉郷にある梅ヶ丘山荘に手伝いに来ています。梅ヶ丘山荘の大おかみとおしかばあさんは修業時代の友達だそうで、その娘さんが梅ヶ丘山荘をリュニューアルして新しくはじめることになったので私が手伝いに来たわけです。そんなわけで、社長にもおしかばあさんから話がいっていると思いますので、社長とうめ爺、うめ子で社員旅行に来てください。出来たら私の成長を見てください。」という内容です。うめ爺、読んでいるうちに涙が出てきました。うめ爺、鼻水が出ていますよ。
はい、私も鼻水と涙が出てきました。明日の休みには社長と行くことにしましょう。それでは臨時便にバスを出します。関越自動車道の渋川伊香保ICから1時間30分です。青梅インターからですと、約3時間ほどになります。
うめ爺、食事の時間が入っていませんが、どうしてですか。
「アッタマッタ」のお弁当を用意しますので、車内で食べてください。
うめ爺はどうするんですか。
はい、私は前の晩に「アッタマッタ」の特盛りを2個食べますので、明日は何も食べないでおぼこのあきちゃんのところへ早く皆さんをお連れします。その代わり、夕食は梅ヶ丘懐石を2人前でお願いします。うめ子いい考えでしょ。
何だかよくわかりませんが、おぼこのあきちゃんに早く会えるのはいいことがと思いますが、何かおかしくありませんか。
それでいいんですよ、うめ子。それでは、社長に明日九時に出発と知らせてください。それからうめ子は、水着か湯あみ着を用意してください。社長と私は海水パンツを持って行くことにします。おっと、それから浮き輪の大きいのに、上に乗れるクジラの浮き輪があると楽しいですね。
うめ爺、海水浴に行くんじゃないんですよ。
うめ子は何もわかっていませんが、行けばわかりますよ。
何だかよくわかりませんが、用意しておきます。早くおぼこのあきちゃんに会いたいです。
はい、私もおぼこのあきちゃんに会いたいです。 つづく。
2019/06/04