薬やまと堂

東京都青梅市 漢方のことなら薬やまと堂

うめ爺とうめ子の楽しく優しい日々

うめ爺・うめ子の紹介コーナー

HOME  うめ爺・うめ子の紹介コーナー  第30話 うめ爺、うめ子岩手花巻へ行く… 中編

第30話 うめ爺、うめ子岩手花巻へ行く… 中編

もうすぐ会津に入りますよ、うめ子。お天気も快晴ですよ、うめ爺。ユミちゃんもお母さんも元気ですかね。そういえば、お母様がおいしい郷土料理を用意してくださっていると、社長が言っておりました。はい、そうですか、郷土料理の大盛りをいただくことにしますか。おかしいですよ、うめ爺。少しは遠慮してください。いつものラーメン屋さんじゃないんですよ。はい、その通~り、電話してちょうだい、タケモトピアノ。うめ爺、いい加減にしてください。すいません。なんと、サタデーモーニングで忙しいのにユミちゃんもあきちゃんに大事なものを渡したくて、実家に帰っているそうです。いったいなんですかね。もう喜多方に入りましたので、あっぱれ酒造はもうすぐですよ。頑張ってください、うめ爺。大盛り、大盛りですよ。何をぶつぶつ言っているんですか。いや~、無事に到着しました。はい、次に行きましょう。「うんちく庵」にお昼の用意がしてあるそうです。あれ、うめ爺が見あたらないですが、しょうがないですね、先に行くことにしましょう。社長、なんとうめ爺が先に食事をしていますよ。それに何ですか、ユミちゃんにお酌をしてもらって。顔が真っ赤じゃないですか、困ったものです。社長笑ってないで今回はしっかり怒ってください。変な踊りをしてぐるぐる回っていますよ。これじゃもう運転は無理ですね。あれ~いびきをかいて眠ってしまいました。あ~あ、うめ子、代わりにユミちゃんから大事なものを受け取ってください。はい、わかりました。ユミちゃんとおぼこのあきちゃんはどこか似ていますが、不思議ですね。ユミちゃんから預かったものはなんと「うさこちゃん」です。この「うさこちゃん」によって仕事でのつらいことを乗り越えてきて今があるそうです。わたしの「うさこちゃん」をおぼこのあきちゃんへ私の代わりと思って預けてください。そして、これから始まる厳しい修行を乗り越えて立派になって「うさこちゃん」と一緒に帰ってきてください。そのときは私の「うさこちゃん」とあきちゃんの「こけしちゃん」と一緒に「こけしちゃん」の古里でお祝いをしましょう。と言ってください。うめ子お願いしますよ。

2019/06/04