薬やまと堂

東京都青梅市 漢方のことなら薬やまと堂

うめ爺とうめ子の楽しく優しい日々

うめ爺・うめ子の紹介コーナー

HOME  うめ爺・うめ子の紹介コーナー

うめ爺・うめ子の紹介コーナー

第29話 うめ爺、うめ子岩手花巻へ行く… 前編
いよいよ5月ですね、うめ爺。はい、うめ子今月はゴールデンウィークですよ。社長がうめ爺、うめ子を連れて岩手花巻にある福沢温泉に行くそうです。それで社長がうめ子にはピンクのリュックサック、私には黒のリュックサックを買ってくれたんですよ。なんとホワイトレーベルのですよ。ずいぶんいいものですね。旅にはリュックサックが一番ですよ。社長によりますと会津のあっぱれ酒造によって、ユミちゃんからおぼこのあきちゃんへ何か渡してもらいたいものがあるそうです。それは何ですかね。わかりませんが、大事なものらしいですよ。それでは、会津経由で岩手花巻へ行くとしましょうか。それでは今回は車の渋滞がありそうなので、うめ爺あれを持って行ってください。社長から言われました。簡易トイレのビニールですか。はい、もっとすごいものを持っていきますよ。アヒルの形をしたオマルなどはいかがですかね。私はあれでないとどうもダメなんですよ。そんなのうめ爺だけですよ。はい、すいません。おぼこのあきちゃんはどうしておりますかね、うめ爺。はい、社長によると修行先のあっぱれ酒造での修業が終えて次に向かったのが、福沢温泉だそうです。そこで何と、湯治屋さんの売店係、及び身の回りの世話係及びお掃除係りになんでもするそうです。そしてそこに昔からいる大長老の「おしかばあさん」に弟子入りしたそうです。おぼこのあきちゃんが、おしかばあさんに「一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします。」と挨拶したところ、「あいよ、社長からあんたは預かっているものがあるかね。あればあれを出してちょうだいな。それがあんたの修行道具だよ。」、「はい、魔法のクレンザーです。」、「おいおい魔法にするかしないかは、あんたの気持ち次第だよ。甘えちゃいけないよ。おぼこのお姉さん。わかったかね。」、「はい、わかりました。」と言ったそうですよ、うめ子。心配ですね、早く会いに行きましょう。おぼこのあきちゃんがかわいそうです。はい、私もそう思います。東急の駄菓子コーナーでいっぱいお菓子を買って持って行きましょう。それとあきちゃんに箱根で買ったこけしちゃんも持っていくことにします。何か同じ境遇のように思います。励ましになると思います。うめ爺泣いちゃだめですよ。うめ子こそ泣いちゃだめですよ。つづく。
第28話 うめ爺、うめ子水戸偕楽園へ行く… 後編
社長によりますと、三次さんの体質は若くして老成化したために、精神的、肉体的にも老人特有の「どのようにして人生の締め括りをするか」いつも考えている状態なのだそうです。そこで少しでも若さを取り戻すために、夢と希望のあるお話をしたそうです。それを叶えるための体力作りの方法、そして体力、気力が出てきたら、「この魔法のクレンザーをもって水戸民芸文化館のトイレを毎日、毎日ピカピカに磨いてください。できたら日本一きれいなトイレにしてください。きっとあなたの夢と希望は叶えられますよ。そしてこのトイレはおそらく館長も使用しますので、お話をしておきます。三次さんはあれだけの梅を育てた人ですからきっとできますよ。それではまたいつかお会いしましょう。」と言って別れたそうです。そして10年後三次さんからお便りが来て今ではなんと水戸民芸文化館の館長になったそうです。社長は三次さんの生き方を誰よりも理解していたんですね。やはり社長という人はいったい何者なんですかね。本当にいいお話ですね。うめ子目が潤んでいますよ。うめ爺、それは何ですか。涙ですか、鼻水ですか。はい、両方です。うめ爺、社長があげた魔法のクレンザーはどこに売っているんですか。それはどこにでも売っているクレンザーですよ。魔法にするかしないかは使う人の心の問題です。それがわかっただけでもうめ子はりっぱですよ。そういえばおぼこのあきちゃんが修行に出るとき、社長は一切何もしてあげなかったけど魔法のクレンザーだけはさしあげたそうです。いよいよおぼこのあきちゃんも修業先で使うときが来るかもしれませんね。楽しみですね。それでは私達もいつもお世話になっているバスをクレンザーで磨きますか、うめ爺。おい、うめ子やはりバスにはバス専用のほうがよいかと思います。それではいよいよ来月はおぼこのあきちゃんに会いに行きましょうか。本当にあきちゃんは引退会見で後ろを向いた真央ちゃんみたいですね。笑い笑い。
第27話 うめ爺、うめ子水戸偕楽園へ行く…
うめ子、うめの季節ですね。はい、梅郷のうめの公園でも今年は梅の苗木を植えてみなさんで梅祭りを盛り上げているそうですよ。それでは私たちも応援に行くことにしましょうかね。みなさんの応援があればまた素晴らしい梅の公園になりますね。うめ爺楽しみですね。それから明日はうめ爺、うめ子に「水戸の梅まつり」を見せたいと社長が言っていました。圏央道もいよいよつくば中央ICから常磐道につながり、水戸まではずいぶん早くなりましたので、うめ爺、うめ子も連れて行くそうですよ。それは大変勉強になりますね、うめ子。それではお昼は何を食べると社長は言っていましたか?え~と確か千波湖近くの「とう粋庵」の黄門料理だそうですよ。本当ですか、一度あそこの黄門料理を食べてみたかったんで楽しみですよ。うめ爺は、何でも梅より団子じゃなくって、食べ物なんですね。はい、そのと~り!電話し~てちょうだい!タケモトピアノ!です。うめ爺、テレビの見過ぎですよ。はい、すいません。それでは明日は頑張って運転しましょう。常磐道につながれば水戸は近いですよ。圏央道から常磐道そして水戸ICまで早くなりましたね。それでは、常磐神社のそばに駐車しましょうか。あれ~、あそこにいるのは社長の友達の水戸民芸文化会館、館長の三次さんですよ。なぜ三次さんがいらっしゃるんですかね。おそらく偕楽園内にある好文亭を案内してくださるんですね。三次さんは誰かに似ていますね。やや男っぽい老人顔をしていますね。若くして老成化した人です。やまと堂の「お顔で体質チェック!」によりますと精神的、肉体的苦労が長期間続き、老成化した人のようです。一度は妻子を持ち、失った人に見られるタイプです。やや男っぽいのが特徴です。男性ホルモン・女性ホルモンとも不足し枯渇した状態です。脳出血、高血圧、動脈硬化、心臓血管系の病気に注意が必要です。社長によりますと昔、三次さんは偕楽園で梅の木の管理をしていたそうです。梅の木を育てるのを一生の楽しみとして、仕事をしていたそうです。それがあまりにも仕事熱心のために、奥さんも子供さんも家を出て行ってしまったそうです。それからというもの何事にも意欲を失い、とうとう仕事も失い、毎日千波湖で野鳥にえさをやるのを唯一のいきがいにしていたそうです。そのとき出会ったのが社長でした。  つづく…
第26話 うめ爺、うめ子いよいよ春ですよ!
いよいよ春ですね。青梅も梅が見頃になってきましたよ、うめ子。うめ爺、社長さんが漢方薬を煎じる土瓶を買いに行くそうですよ。それで出来たら、うめ爺、うめ子も一緒に行きませんかと言われました。場所はどこですか?はい、焼き物の里「益子」だそうです。社長も凝り性ですね。でも社長さんが、あそこは「とちおとめ」といういちごの本場だと言っていましたよ。何でもいちごがたくさん入っているソフトクリームを是非食べさせてあげたいらしいですよ。うめ子、早く言ってくださいよ。早速したくをしますので、いそがしい、いそがしいです。うめ爺、何かうれしそうですね。え~と、大盛りのソフトクリームってありますかね。うめ子からお願いしてください。はい、私もお願いしてみます。それでは行きましょうか。益子には稀有の陶芸家であり、日本の「民芸」運動のシンボルでもある浜田庄司さんのお孫さんの友緒さんに会いに行くんじゃないですか。はい、社長さんから以前聞いたことがあります。大原美術館や東京国立近代美術館にも作品があるそうですよ。初期の作品には日本民藝館でも見られるそうです。それにしても、土瓶を益子まで買いに行くとは恐れ入りました。それともう一つ目的があるそうですよ。浜田庄司さんの旧居も日本の伝統的な「茅葺家」なので参考にしたいのだと思います。へ~社長はいったい何者なんですかね。わかりませんね。うめ爺、そのクーラボックスはいったいどうしたんですか。はい、先ほど釣り道具屋さんで買いました。魚でも買うんですか?え~と、え~と、社長にお願いしておぼこのあきちゃんのお父さん、お母さんにもいちごが入ったソフトクリームをお願いしようと思っているんですよ。うめ爺、何かあやしいですよ。お父さんお母さんは、ただいま旅行中ですよ。そうですか、残念ですが、私が食べるとしましょうか。ずいぶん、それもおかしいですよ。それじゃもう一つは、うめ子にあげますよ、どうですか。はい、さすがうめ爺ですね。それにしてもおかしいですが、社長のお供なので許してもらいましょうか。それでは、おいしいものを食べながら帰るとしましょうか。はい、はい。
第25話 うめ爺、うめ子新年も頑張ります。
うめ子、新年も大寒が過ぎたころから、だいぶ寒さが厳しくなりましたね。そういえば、うめ爺背中に何か入れているんですか。はい、この寒さで坐骨神経痛になりましてね。背中に湯たんぽを入れたんですよ。何かおかしいですか。それではうめ爺、バスの運転はできませんよ。そうなんですよ。それでは私が使っているハルカイロが良いと思います。それは何ですか?はい、これですよ。使ってみてください。ずいぶんこれは便利ですね。それで一日中温かいなんて、本当ですか。うめ爺、女子の間では冷え取り名人ですよ。それでは、今日は青梅総合病院経由で青梅市内を回ります。そういえば、やまと堂に見えている古里の古沢さんが青梅総合病院に通っているそうですよ。脳出血の後遺症で定期的に通っているそうですよ。うめ爺いましたよ。バスに向かってきます。それでは少し待ちましょうか。やまと堂の「お顔で体質チェック!」によると意外と年齢的には若いのに性別をも感じない老け顔の老人様タイプの人です。若くして老成化して、男性ホルモン、女性ホルモンとも不足型で、多くは精神的な面が強く、自分の一生を俯瞰できる人です。天才といわれる作家や芸術家に見られるタイプです。アルツハイマー、脳出血、高血圧、心臓血管系の病気に注意が必要です。うめ子、古沢さんは伊豆の踊子を書いた「川端さん」によく似ていますね。やはり天才なんですかね。そういえば、青梅総合病院ではやまと堂に来ている人をよく見かけますね。はい、その通りでやまと堂の「煎じ漢方薬」を利用している人もいるんですよ。社長がよく言っていますよ。「まずは自分の体は自分で守りましょう。セルフメディケーションには漢方薬が良いですよ」とのことですので社長さんにお願いして座骨神経痛によい漢方を選定してもらいましょうかね。それでは出発しますよ、うめ子。はい、今日も一生懸命に頑張りましょう。
第24話 うめ爺、うめ子ユミちゃんのふる里巡り 後編
あっぱれ酒造の一番のおススメは巽蔵(たつみぐら)だそうですよ。そういうえば、梅吉さんと社長さんはどういう関係なんですか、うめ爺。それはね、社長さんがまだ若いころ、奈良・京都のお寺巡りをしているとき奈良の歴史好きの学生が常宿にしていた日吉館で出会って以来の友人なんですよ。なんでもその時の友人の多くが歴史、考古学者になっているそうですよ、うめ子。そんなわけで、梅吉さんにお願いしてあることがもう一つあるんですよ。それでは、「うんちく庵」に入りますよ。あれ~あそこにいるのはユミちゃんじゃないですか。よ~く見なさいよ。え~、あれはやまと堂で修業していた「おぼこのあきちゃん」じゃないですか、どういうことですか、うめ爺。はい、それは社長さんが梅吉さんに相談して「うんちく庵」でお客様への接待を学ばせているんですよ。今では梅吉さんの右腕になっているそうですよ。年内で修業が終わり、次は岩手花巻の大沢温泉に行くそうです。そんなわけで、ユミちゃんのお母さんも、梅吉さんもとても寂しそうな顔をしているんですね。社長さんはお礼を兼ねて社員旅行に喜多方のあっぱれ酒造に来たんですね。それにしても薬屋さんの修行にしてはいろいろ学ぶことが多いんですね。社長さんも若いときは、修行のため全国を行脚したそうですよ。おぼこのあきちゃんも全国を行脚しているところなんですね。いい先生になることを願って頑張っているんですね。うめ爺、私たちも社長さんやあきちゃんのためにやまと堂のキャラクターとして頑張りましょう。ホームページや西東京バスで皆様にお会いすることを楽しみにまた、一年頑張りますので応援お願いします。
第23話 うめ爺、うめ子ユミちゃんのふる里巡り 中編 2016/12/01
おい、うめ子、もう出来上がってますよ。何ですか~、うめ爺。顔がもう真っ赤ですよ、うめ子。会津のお酒はうまいもんですね、うめ爺。やはりおかみさんはお酌上手ですよ。おさむさんも、社長さんも出来上がってますよ。うめ爺、お腹から何か出ていますが、何ですか。え~と、え~と、お部屋に戻ってから飲む酒を隠しておいたんですが、だめですかね~。うめ爺、明日はあっぱれ酒造に行きますよ。もうお腹でお燗したお酒は社長さんにあげてください。はい、はい、酔いをさましてからもうひとっ風呂浴びて寝ますよ。それでは明日を楽しみにお開きにしましょう。うめ爺、見えなくなるまで宿の皆さんが手を振っていますよ。名残惜しいですが、磐梯山ゴールドラインを通って喜多方に行きましょう。喜多方は本当に地方都市の良さが生きていますね。蔵また蔵ですね。あっぱれ酒造の「うんちく庵」にはもう少しですよ。うめ爺頑張ってください。あれ、社長さんがいつのまにか、ジャケットを着ておしゃれをしていますよ。おそらくユミちゃんに会うのでおしゃれしたんですね。あれ~うめ爺もいつのまにか蝶ネクタイにジャケットじゃないですか。はいはいそうなりますね。うめ子もユミちゃんと同じワンピースに着替えてください。はい、私も着替えます。お~あれがあっぱれ酒造か。大きい酒蔵ですね。手を振っている方がいますよ。あの方はあっぱれ酒造の一番の番頭さんの梅吉どんですよ。違いました、梅吉さんです。そうですか、ずいぶんあっぱれ酒造のために苦労されたと見えて、やや老け顔のふっくらした女性っぽい優しい男性ですね。それでも社長さんと同じ年齢だそうですよ。やまと堂の「お顔で体質チェック!」によると男性ホルモンが不足して、女性ホルモンが優位型になっております。精神性、芸術性が高く人とのコミュニケーションをとることが上手な方ですね。だからですかね、あっぱれ酒造での一番の案内係をしているのですね。接待上手ですので、肥満症や糖尿病、腎臓疾患に気を付けてもらいたいですね。社長さんとはずいぶん顔なじみのようですが、どんな関係ですかね。はい、それは来月お話しします。
第22話 うめ爺、うめ子ユミちゃんのふる里巡り
うめ爺、今年のやまと堂の社員旅行は、ユミちゃんのふる里、会津へ行くそうですよ。なんと、夢が叶いましたな、うめ子。社長さんは、JTBのおさむさんともう出かけたそうですよ。それでは、私たちもこのバスの臨時便として急ぎましょうかね。今夜のお泊りは磐梯山のふもとにある「押立温泉(おったて)温泉」らしいですよ。日本秘湯を守る会の湯治宿で、近隣の農家のお爺ちゃんやお婆ちゃん達もいらっしゃるそうです。それは楽しみですね。それにしても社長さんは秘湯好きですね。秘湯を守り、助け合いながら生きている姿が好きで、ついつい山奥へ行ってしまうそうですよ。また温泉も素晴らしいそうです。はあ~社長さんもずいぶん枯れてきましたね。そして明日は磐梯山ゴールドラインを通って目的地の喜多方へ行きます。喜多方といえばラーメンですが、蔵の街でもあります。うめ子、蔵でも酒蔵それも「うんちく庵」のあるあっぱれ酒造に行きたいんですよ。はい、社長さんもコロ橋ユミちゃんに会えるのを楽しみにしているそうですよ。いるかな~、ユミちゃん。うめ爺、夕食に間に合うように少しとばしてください。はい、わかりました。磐梯山のふもとをずいぶん登りましたが、まだですかね。え~と、牧場を抜けた先の森の中みたいです。それにしても、砂利道とは心細いですね。やはり秘湯ですね。滝の音が聞こえてきましたので、もうすぐですよ、うめ爺。頑張ってください。あ~宿らしきものが見えましたよ。一家総出でお出迎えですかね。あれ、社長さんも、おさむさんも、もう浴衣ですよ。あのおかみさんはやや老け顔でふくよかで優しそうな方ですね。大柄で肉付きが良く、どうも年齢以上に老化が進んでいますよ。ずいぶんとこの宿を守るため苦労されたんでしょう。やまと堂の「お顔で体質チェック!」によると社交性が高く、あらゆる人たちと柔軟に接し、気後れしない人です。肥満体質になりやすく、肝臓病や腎臓病に注意が必要です。ご主人はやせ型タイプですので、二人三脚で、娘さんと婿殿四人で頑張っていらっしゃるのですね。それにしてもやっと着いたね、うめ子。うめ爺、ご苦労様でした。   つづく。
第21話 うめ爺、うめ子商工会議所にデビュー
うめ爺、なんだかお腹が膨らんでいますが、どうしたんですか。いやいや今年の夏もビールなどを飲みましたのでこんなに膨らんだと思います。秋は少し控えることにしましょう。さあ~うめ子、河辺駅を出発しますよ。ガイドをお願いします。あいよ~じゃなくて、ハイですね、失礼しました。そういえば、青梅商工会議所がWebサイト「私の街の素敵なお店」にやまと堂が掲載されたそうですよ。うめ爺、うめ子もキャラクターとして載っているそうですよ。だいぶやまと堂も有名になったもんじゃえ。社長さんも喜んでいるかな。うめ爺、今日は仕事が終わったら社長さんが「白茶屋」に連れて行ってくださるそうすが、本当ですか。あそこは眺めも良いし秋のご馳走がいっぱいですよ。今日は控えるのはやめて明日からにしましょう。うめ爺、ずいぶん都合がいいですね。あそこのおかみさんは元気かな。壮年女性としてやや老け顔の男っぽい優しい感じの女性ですね。やまと堂の「お顔で体質チェック!」によるとそうなるかな。うめ爺も勉強していますね。その通りで、若いときも男性っぽい痩せ型女子が壮年を迎えタイプです。女性ホルモンやや不足型です。体質的に肺機能全般が弱く、肺炎等に注意が必要です。ストレスを抱えるタイプですので、神経性腎炎やノイローゼにも注意が必要です。また、子宮関係のトラブルにも注意が必要です。それと飲食業などのおかみさんにぴったりの方です。それにしても社長さんはふる里に帰ったような田舎が好きですね。どうも小兵衛とおはるの世界にあこがれているようですよ。そうですか、やはり剣客商売を全巻読んだといっていましたので、社長さんの髪の毛も薄くなったもんじゃ。あれではまげは結えませんね。うめ爺、大丈夫ですよ、ジームスさんに行っているようですよ。「かつら」ですか、あ~あ、やりかねませんね。
第20話 うめ爺、うめ子小諸に行く
うめ子、こりゃ~なんじゃ、社長さんが古いかやぶき屋根の古民家にいますよ。これが社長さんの別荘ですか。懐かしいですね。まるで昔ながらの農家ですよ。社長さんもまるで農夫のおじいさんのようですね。社長さんもずいぶん枯れてきたもんですな。うめ爺、お隣にいる農夫の方は誰ですかね。ええ、あの方は社長さんの若いときからの友人で西村君という人です。ずいぶん老けて見えますね。やまと堂の「お顔で体質をチェック!」によると男性ホルモン不足型で、女性ホルモンがやや優位になっており、青年期から男性充実型にはいたらず、壮年期を迎えたタイプです。表面は淡々としているようですが、精神は常に火となって燃えている体質です。典型的な上焦下冷体質でもあります。神経症や心臓病、高血圧それに肝臓病に注意が必要です。ということは社長の為に農業指導に来たんですね。最も知性が発達した人ですものね。うめ子、古民家の脇の馬小屋は何ですかね。ええ~うめ爺、うめ子の別荘て書いてありますよ。社長さんは本当にいい人ですね。はい、それでは、夕食は飼葉にでもしますか。それじゃあお馬さんと一緒になっちゃいますね。そういえば、小諸城址懐古園はとてもよかったですね。何回来ても良い所じゃが、私が小さいころ、疎開していたところでもあるんじゃよ。東京から来た者はなかなか馴染むことができず、一人寂しく懐古園に行き千曲川を眺めていたもんじゃよ。そのとき同じように寂しく一人いた人が永六輔さんなんじゃ。上を向いて歩かないと涙がこぼれるくらい一人寂しく親元を離れ生活しておったんじゃよ。そこであの名曲が生れたのかもしれませんね。うめ爺にしてはいいお話ですね。まあ、昔のことをちょっと思い出してね。どうも目にほこりが入ったようですね。それでは、社長さんが心配しますので、うま小屋いや別荘に帰りましょうか。うめ子、夕ご飯は、何ですかね。飼葉じゃないといいんですがね~。