富岡の岩井堂の観音様にお願いしていたことが叶うことになったんです。
夢のようですが、本当にうれしいことです。
大相撲五月場所に行って、力士の炎鵬に「力水」をつけたいのです。
少々、お腹を壊しても飲ませたいのです。
今場所は勝たないともうテレビでは見えなくなります。そんなのだめです。行くしかありません。
どうも、社長もわかっていたようです。午後3時を過ぎると私がしこを踏み、すり足をしながらテレビ観戦するのをどうも見ていたようです。
そんなわけで、休みを利用して、両国の国技館にやまと堂全員で行くことになりました。
解説の北の富士山は、小さいにもほどがあるよ炎鵬は、と言うし、舞の海さんは、どうも炎鵬は、自信をなくしているようですね。と言うし、もう、私が行くしかありません。私が行って、そっと力水を差し上げたいと思います。全員の炎鵬ハチマキに私が夜なべして作ったハッピを着て応援するつもりです。
当日の対戦相手は、千代丸です。じっくりせめろよ炎鵬、相手に不足はないぞ、いいか相手を見てからしたから左回しを取って、うっちゃればいけるぞ。いいか、炎鵬、今日はやれるぞ。今日は、おぼこのあきちゃんが応援に来ているんだぞ。自信を持って行け。
それに、北の富士山に小さいものが大きいものを倒す姿を見せてやれ。いいか、わかったな炎鵬。
すいません、私が何か興奮していますね。もう取り組みが始まります。何としても今日は勝ってください。
あ~、あ~、やった、やった、炎鵬が言葉どおり、千代丸をうっちゃりで倒しました。
こんなことあるんですね。思いが伝わりました。思いが伝わったようです。
うめ爺もうめ子も、社長までが涙を流して、感動しています。社長は、周りの方にもお礼を言っているようです。
うめ子なんて、北の富士山のいる解説室に行って、サインをもらっています。うめ爺は、舞の海さんと何やら話し合っているし、本当にいい一日になりました。
思いというのは、通じることがわかりました。ありごとうございます。