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第37話 おぼこのあきちゃん 次の夢はおぼこのあきちゃん売店です。

2023/05/28

最後の草刈りになりましたか。

岩井堂の観音様が、願いを叶えてくれたようです。
私の甘酒やいつもお掃除に行っては、お願いをしておりました。

「それでは、おぼこのあきちゃん、あんたほど、ここにお参りに来た人はいないよ。ちゃんと願いは、受け取ったから、心配しないで待っていなさい。いい大工さんが来ますよ。」といつも夢の中で、観音様が言っているのが、本当になったんです。

だって、まこと君がその人なんですよ。

いつも材木の中の小さな小屋にいて、行くとにこにこして迎えてくれます。
いつももじもじ君が、材木の話になると、別人のように活き活きと話しをするんですよ。

その方が、小さなお家を一生懸命建ててくれることになりました。

本当に、夢は叶うものですね。

そして、次はおぼこのあきちゃんの売店ですか。

観音様も大変でしょうが、またお願いしますね。
何回でも行きます。今度は、おにぎりに甘酒セットにしますね。

今月は、草刈りで忙しかったので、最後のお休みは、ここでぼーっとしようと思います。
空は、天気で気持ちがいいです。


 
第36話 おぼこのあきちゃん 青梅のお祭りです。

2023/04/28

年は、河辺町から青梅大祭に山車が参加するんですね。
山車の上では、わんぱく相撲の子供達が、太鼓をたたいたり、笛を吹いたり、踊ったり、楽しんでいます。
それに、うめ爺、うめ子に、私と社長もハッピを着て出車をみなさんと威勢の良いかけ声で、引いて行きます。なんと楽しい一日でしょうか。

あ~あ、また夢を見ていたようです。
こんな日が来ることを願っております。

5月が近づくと、小さいときからお祭りの夢を見ます。

おばあちゃん、両親に、お姉ちゃんとみんなでなかよく出かけたものです。

今は、だいぶ夢も進化したようです。

でも、これが今の私の目標なんです。
やまと堂の山車なんです。

五穀豊穣も大事ですが、何よりも健康祈願です。

どうしても、やまと堂の山車が大事だと思いますので、いつか参加したいと思います。

それでは、知り合いの大工のマコトさんなら相談にのってくれると思いますので、さっそく、私の作った、「ふきみそ」を手土産に会いに行ってみたいと思います。

私の子ぶた貯金箱が10個どころか、100個ぐらいかかるそうです。
完全なる挫折です。これも、一歩、一歩前進するしかないですね。

あきらめたら負けです。みなさんの健康祈願のためにも頑張りたいと思います。

今にみておれ、やってやろうじゃありませんか。やりますよ。
クラウドファンディングもあるけど、やはり、100個か。ハイ、ハイ、…。

今年の富岡の桜です。何度見ても感動します。

第35話 おぼこのあきちゃん 春です。

2023/03/31

やっと、待ちに待った雨が降りました。この雨で富岡のふきのとうがお出ましすると思いますので、今日は行くことにしますか。

一年に一度のお出ましですもの。大事に大事にいただきたいと思います。

それから、今年の桜の様子も見ることにしますか。
畑の蔵での買い物もあるのでかごをしょって、ママチャリで行くことにします。

花見弁当を作ることになっているので、その材料も買いますか。

みなさん、よく3年間がんばりましたね。
うめ爺に社長、うめ子に私、楽しいお花見をしたいものです。

それぞれ、何か余興をやるらしいので、私は、炎鵬関の出番の時にやるすり足をみなさんにご披露しますか。

練習の成果が出ると良いのですが、少し練習しますかね。

うめ子にも教えますかね。二人でやったらおもしろそうですね。

でも、かなり酔っぱらわないと出来ないんですよ。やっぱり、恥ずかしいですもの。
いえ、今年は、3年ぶりですもの、絶対にやります。

ふきのとうのレシピも添えておきます。
みなさんも、お花見してくださいね。

おぼこのあきちゃんのふきみそ

材料 ふきのとう:10こくらい
   みそ:30g(約大さじ3)、三温糖:30g(約大さじ3)、ごま油、鷹の爪:少々
作り方
1.小鍋に水を入れ、沸騰したら、ふきのとうを湯がく(2分くらい)。
2.ふきのとうを軽く絞り、細かく刻む。
3.小鍋に、ごま油、鷹の爪を入れ少し火にかけたら刻んだふきのとうを入れ軽く炒める。
4.みそ、三温糖を入れ木べらで練る。味が濃かったら酒を少し入れる。水気がなくなったら出来上がり。

ふきみそは、そのままご飯のお供に、また、焼いた油揚げやお魚、お肉などにのせたりといろんな食べ方を試してみてください。

また、新しい桜見つけました。はい、パチリ。きれいです。

第34話 おぼこのあきちゃん みなさんを甘酒で元気な一年を。

2023/02/23

明日は、青梅マラソンの日です。
いよいよ青梅にも春が来ます。
今日は仕事が終わったら早速、甘酒を作ります。

みなさんが走り終えて帰ってきますので、リヤカーにやまと堂ののぼりを立てて「ふるまい甘酒」をプレゼントしたいと思います。

こんなに遠い青梅まで来てくださるんですもの。社長にもやまと堂を知ってもらういいチャンスだよと言われていますので、明日は、いっちょうがんばりたいと思います。

私の甘酒は、岩井堂観音様のご利益もありますし、うめ爺うめ子、それに社長も本当においしいねと言ってくれますので、自信を持ってみな様のご期待に応えたいと思います。

作り方のレシピもそえておきますので、よろしければ作ってみてください。

そういえば、大雪が降りましたので、そろそろ富岡の土地にもふきのとうが出始めるころだと思います。

また、今年もいい季節がめぐってきたようです。
貯金がたまるようにまた、岩井堂観音様にお願いに行くことにします。
早くおぼこのあきちゃんの売店が出来るといいな。

おぼこのあきちゃんの甘酒 (2人分)

材料 酒粕:50g、水:300ml
   三温糖:20g(約大さじ2)、黒砂糖:10g(約大さじ1)、塩:少々
作り方
1.小鍋に水300mlを入れ、酒粕を小さくちぎり水につける。
2.酒粕が柔らかくなったら、火にかけゆっくりかき混ぜながら、酒粕を溶かす。
3.沸騰してきたら、砂糖、黒砂糖、塩を入れる。味を見て甘めがお好きな方は黒砂糖を少し足し、少し火を入れできあがり。

私は、八海山の甘酒がお気に入りです。
冷え性の方やとても寒い日などは、甘酒に日本酒を少し入れますととても体が温まります。
黒砂糖は、貧血の方にとてもいいと思います。ぜひ、作ってみてください。

第33話 おぼこのあきちゃん 今年も修業です。

2023/01/28

今年は、いつもお世話になっている岩井堂観音様に初詣に来る人達に甘酒を差し上げることにしました。

何人来るかわかりませんが、大鍋で作ることにしました。
五十嵐酒造さんにお願いして、分けていただいた酒粕が役に立ちました。

うめ爺と社長のおかげですかね。
よくまあ、あそこまでお酒を買いに行くとは知りませんでした。

そんなわけで、早めに岩井堂に来て年末のお掃除をして、富岡までうめ爺うめ子に運んでいただいた、甘酒をリヤカーに乗せて岩井堂まで運んで、後は、マキの上に鍋をのせて温めて、寒い中を初詣に来る人に振る舞うことにしました。

これも私の修業なのです。

観音様にお願いするばかりではだめです。
やはり、こちらも協力しなければ観音様もおいそれとは願いを叶えてはくれません。

それは、どうもやまと堂のみなさんが大相撲初場所に連れて行ってくださるそうなので、願いが叶うとうれしいかぎりです。

もし、願いが叶ったら、炎鵬の応援を出来るし、また会えるんですから。

さあ、いっぱい来てくださいね。観音様がお待ちですよ。
あったかい甘酒もありますよ。お待ちしております。

願いが叶いました。右側の小さいお相撲さんが炎鵬ですよ。勝ちました!
うめ爺、うめ子、社長、きんじさん、ありがとうございました。

第32話 おぼこのあきちゃん いつもおぼこ

2022/12/18

今年も、もうすぐ終わりです。本当にあらやだわ~ですね。
1月には、岩井堂の観音様にみな様の健康とやまと堂のみな様の健康を祈願したのにもう12月です。来年もまた行くとしますか。

でも私にとっては、裏方のお仕事が中心でしたが、うめ爺、うめ子、そして社長の健康を食事でお世話ができたこと、お店のおそうじに、さらには、富岡の草刈りが本当に楽しい一年でした。

もう少しで、私もさなぎから羽ばたく日が来るような気がします。

また、来年もみな様と一歩、一歩、前進したいと思います。

どうぞ、おぼこのあきちゃんを応援してください。
来年も頑張りますよ~!

冬の落合淵です。ここに来ると空気がおいしいです。

第31話 おぼこのあきちゃん もうすぐ夢が叶います。

2022/11/20

前回、富岡の成木川沿いの「赤い彼岸花」の写真を載せさせていただいたところ、青梅にもこんな素晴らしいところがあるんですねと反響をいただきました。うれしいかぎりです。

そのそばに、小さなやまと堂のアジールであり、ウエルカムハウスが出来ることを夢見て社長はじめ、みんなで頑張っております。

来年にはなりますが、少しずつ出来ることから始めたいと思います。

残り2ヶ月ほどになりましたが、みなさまの健康とうめ爺、うめ子、社長の健康祈願に岩井堂の観音様に行ってこようと思います。

来年は、本当によい一年になることを願っております。

それと、彼岸花の撮影の前に小さな鹿さんが、彼岸花の畑を横切って行ったんですよ。すぐに川の向こうの森に行ってしまったので写真は撮れませんでした。残念です。

また、会えたら写真に撮って掲載したいと思います。
来年は、もうちょっとよいカメラを買いたいです。

昨夜は雨が降りました。空気が澄んでいます。紅葉もきれいです。



 
第30話 おぼこのあきちゃん 秋の思い。

2022/10/20

もう秋ですね。富岡の落合橋の上から聞こえる川の音がハッキリ聞こえるようになりました。
穂先はきれいに刈り取られ、その上をトンボがうれしそうに飛び回っています。

桜並木の下に一列に咲いていた彼岸花も終わりを迎えようとしているようです。

今とばかりに咲く他の草花も厳しい冬を乗り越えるんですね。みなさん頑張っているんですね。

おぼこのあきちゃんも頑張りますよ~って、叫んでみました。

彼岸花を写真に収めましたので見てください。
さあ、畑の蔵に仕入れに行きますか。



 
第29話 おぼこのあきちゃん 福島のとらさん。

2022/09/18

おぼこのあきちゃん、元気で頑張っているようだね。
うちで修業した子は、みなさんお役に立っているのが私はうれしいよ。

だって、おしかばあさん、あれだけしごかれれば、どこでも頑張ってやれますよ。

おまえもずいぶん成長したようだね。
社長が私に手を合わせていたよ。

最近よく正座して手を合わせているんです。おしかばあさんに感謝しているんです。

それにしても、あのカッパ、頭には、キューリでも食べさせておけばいいよ。

はい、よくうりもみにして、忙しいときはそうしております。

おまえも将来のおしか婆さんだね。

ここの幸子なんか、うちに来たときは、うなずくだけで言葉が出てこないんだよ。
それが今じゃ、お客にまで指図して、食事を運ばせているんだよ。びっくりだね。

その方は、幸子さんが学生の頃から来ていて、幸子さんのご両親のお葬式にも結婚式にもそっと来ているんです。
そして、毎年忙しい時に来て、そっと手伝って、ひまになると、いつの間にか封筒に宿泊代以上のお金を置いていなくなるそうです。

もう、それが30年以上続いているんです。

そして、あるとき幸子さんが、その方に聞いたそうです。

「幸ちゃんのさちは、しあわせっていうでしょう。その幸せが長く続きますように。」と言って、笑って「また忙しいときに来るよ。」と言ってただ笑うだけなんですって。

そして、また風のようにいなくなるそうです。

そして、封筒には、元気な幸っちゃんへと書いて、宿泊代とお金が入っているそうです。

おしか婆さん、どういうことですかね。

おぼこのあきちゃん、もうとらさんはいないけど、幸子にはだいじなとらさんがいるんだよ。

おとらばあさん、また勉強になりました。そういうことですね。

二階堂さんの帰り、福島市民家園に立ち寄りました。
江戸時代から明治時代の民家が移築復元されています。
昔の人の暮らしぶりに感動します。こんな台所いいですね、はい、パチリ。


 
第28話 おぼこのあきちゃん 福島はすばらしい所です。

2022/08/12

今年の夏休みは、秘湯の中でもかなり秘湯に入る福島県の山深く吾妻小富士のふもとにある1軒宿二階堂さんにやまと堂のみなさんと行くことになりました。

おしかばあさんのもとで一緒に修行していた少し先輩の幸子さんのお手伝いもかねて行くことになりました。

一番古い明治期の建物をもう一度復活させるため頑張っているそうです。

おしかばあさんも来ることになっているのでお会いできるのが楽しみです。
社長なんかおしかばあさんに会えることで何か緊張しているようです。

朝早くみなさんのお弁当も用意しましたので、ゆっくり、うめ爺の運転で2泊3日の旅が始まります。

うめ爺には、インターを降りてから「大変よ。」と言っておきましたが、途中人家は一軒もなく、行けども、行けども険しい道ばかりです。

うめ子は泣くわ、社長は手を合わせて何か祈っているし、運転中のうめ爺なんて険しい顔で、前に向かって「ドスコイ、ドスコイ」と言っているし、道を間違っているのかしらと思っているうちに、視界が開け、森の中に旅館二階堂がありました。

江戸時代にタイムスリップしたかのように、懐かしさただよう、旅籠宿がありました。

番頭さんがタライに湯を入れて持ってきてわらじをほどき洗ってくれるようです。

奥から、おしかばあさんと幸子さんが笑顔で迎えています。
何かやっと来られて安心したのか、私もみなさんも顔が涙であふれているようです。

これからのお話は、次回になります。なみだ、なみだのお話です。お楽しみに…。