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第32話 おぼこのあきちゃん いつもおぼこ

2022/12/18

今年も、もうすぐ終わりです。本当にあらやだわ~ですね。
1月には、岩井堂の観音様にみな様の健康とやまと堂のみな様の健康を祈願したのにもう12月です。来年もまた行くとしますか。

でも私にとっては、裏方のお仕事が中心でしたが、うめ爺、うめ子、そして社長の健康を食事でお世話ができたこと、お店のおそうじに、さらには、富岡の草刈りが本当に楽しい一年でした。

もう少しで、私もさなぎから羽ばたく日が来るような気がします。

また、来年もみな様と一歩、一歩、前進したいと思います。

どうぞ、おぼこのあきちゃんを応援してください。
来年も頑張りますよ~!

冬の落合淵です。ここに来ると空気がおいしいです。

第31話 おぼこのあきちゃん もうすぐ夢が叶います。

2022/11/20

前回、富岡の成木川沿いの「赤い彼岸花」の写真を載せさせていただいたところ、青梅にもこんな素晴らしいところがあるんですねと反響をいただきました。うれしいかぎりです。

そのそばに、小さなやまと堂のアジールであり、ウエルカムハウスが出来ることを夢見て社長はじめ、みんなで頑張っております。

来年にはなりますが、少しずつ出来ることから始めたいと思います。

残り2ヶ月ほどになりましたが、みなさまの健康とうめ爺、うめ子、社長の健康祈願に岩井堂の観音様に行ってこようと思います。

来年は、本当によい一年になることを願っております。

それと、彼岸花の撮影の前に小さな鹿さんが、彼岸花の畑を横切って行ったんですよ。すぐに川の向こうの森に行ってしまったので写真は撮れませんでした。残念です。

また、会えたら写真に撮って掲載したいと思います。
来年は、もうちょっとよいカメラを買いたいです。

昨夜は雨が降りました。空気が澄んでいます。紅葉もきれいです。



 
第30話 おぼこのあきちゃん 秋の思い。

2022/10/20

もう秋ですね。富岡の落合橋の上から聞こえる川の音がハッキリ聞こえるようになりました。
穂先はきれいに刈り取られ、その上をトンボがうれしそうに飛び回っています。

桜並木の下に一列に咲いていた彼岸花も終わりを迎えようとしているようです。

今とばかりに咲く他の草花も厳しい冬を乗り越えるんですね。みなさん頑張っているんですね。

おぼこのあきちゃんも頑張りますよ~って、叫んでみました。

彼岸花を写真に収めましたので見てください。
さあ、畑の蔵に仕入れに行きますか。



 
第29話 おぼこのあきちゃん 福島のとらさん。

2022/09/18

おぼこのあきちゃん、元気で頑張っているようだね。
うちで修業した子は、みなさんお役に立っているのが私はうれしいよ。

だって、おしかばあさん、あれだけしごかれれば、どこでも頑張ってやれますよ。

おまえもずいぶん成長したようだね。
社長が私に手を合わせていたよ。

最近よく正座して手を合わせているんです。おしかばあさんに感謝しているんです。

それにしても、あのカッパ、頭には、キューリでも食べさせておけばいいよ。

はい、よくうりもみにして、忙しいときはそうしております。

おまえも将来のおしか婆さんだね。

ここの幸子なんか、うちに来たときは、うなずくだけで言葉が出てこないんだよ。
それが今じゃ、お客にまで指図して、食事を運ばせているんだよ。びっくりだね。

その方は、幸子さんが学生の頃から来ていて、幸子さんのご両親のお葬式にも結婚式にもそっと来ているんです。
そして、毎年忙しい時に来て、そっと手伝って、ひまになると、いつの間にか封筒に宿泊代以上のお金を置いていなくなるそうです。

もう、それが30年以上続いているんです。

そして、あるとき幸子さんが、その方に聞いたそうです。

「幸ちゃんのさちは、しあわせっていうでしょう。その幸せが長く続きますように。」と言って、笑って「また忙しいときに来るよ。」と言ってただ笑うだけなんですって。

そして、また風のようにいなくなるそうです。

そして、封筒には、元気な幸っちゃんへと書いて、宿泊代とお金が入っているそうです。

おしか婆さん、どういうことですかね。

おぼこのあきちゃん、もうとらさんはいないけど、幸子にはだいじなとらさんがいるんだよ。

おとらばあさん、また勉強になりました。そういうことですね。

二階堂さんの帰り、福島市民家園に立ち寄りました。
江戸時代から明治時代の民家が移築復元されています。
昔の人の暮らしぶりに感動します。こんな台所いいですね、はい、パチリ。


 
第28話 おぼこのあきちゃん 福島はすばらしい所です。

2022/08/12

今年の夏休みは、秘湯の中でもかなり秘湯に入る福島県の山深く吾妻小富士のふもとにある1軒宿二階堂さんにやまと堂のみなさんと行くことになりました。

おしかばあさんのもとで一緒に修行していた少し先輩の幸子さんのお手伝いもかねて行くことになりました。

一番古い明治期の建物をもう一度復活させるため頑張っているそうです。

おしかばあさんも来ることになっているのでお会いできるのが楽しみです。
社長なんかおしかばあさんに会えることで何か緊張しているようです。

朝早くみなさんのお弁当も用意しましたので、ゆっくり、うめ爺の運転で2泊3日の旅が始まります。

うめ爺には、インターを降りてから「大変よ。」と言っておきましたが、途中人家は一軒もなく、行けども、行けども険しい道ばかりです。

うめ子は泣くわ、社長は手を合わせて何か祈っているし、運転中のうめ爺なんて険しい顔で、前に向かって「ドスコイ、ドスコイ」と言っているし、道を間違っているのかしらと思っているうちに、視界が開け、森の中に旅館二階堂がありました。

江戸時代にタイムスリップしたかのように、懐かしさただよう、旅籠宿がありました。

番頭さんがタライに湯を入れて持ってきてわらじをほどき洗ってくれるようです。

奥から、おしかばあさんと幸子さんが笑顔で迎えています。
何かやっと来られて安心したのか、私もみなさんも顔が涙であふれているようです。

これからのお話は、次回になります。なみだ、なみだのお話です。お楽しみに…。

第27話 おぼこのあきちゃん 夏のお買い物。

2022/07/16

おしかばあさんの元で修業したおかげで、今では、社長やうめ爺うめ子の昼食や富岡での草刈りの時の食事も任されております。

そんなわけで、今日は富岡のお隣にあります「畑の蔵」に近隣の農家さんが作った野菜を買いに行きたいと思います。

少し恥ずかしいですが、みなさんの健康を考えて大きなカゴをしょって行きます。

みなさんは、やまと堂の宝ですから、手は抜けません。頑張ります。

東青梅駅から飯能行きのバスで行って、途中から歩いて行きたいと思います。

峠を2つ越えれば、もうそこは、田舎です。
ここが東京の郊外とは思えませんね。

農家の人達が一生懸命作った野菜です。大事に料理したいと思います。
それに、申し訳ないくらい安いんです。

知り合いのお婆ちゃんの家の野菜は何でも100円です。ありがたいことです。

いつも感謝して、100円をおいていきます。

いっぱい仕入れて、帰りには、となりのコンビニで100円アイスを買うのですが、それがうまいこと、うまいこと、たまりません。

そして、もう一軒、飯能窯によって、お皿などを買って来るともう一日は終わりなんです。

でも、私も健康になり、みなさんも健康でいてもらいたいので、また頑張りたいと思います。

今度は、うめ子も誘って行くことにします。

水車小屋です。日本昔話に出てきそうです。
なんて素敵なんでしょうか。見ているだけで癒やされますね。



 
第26話 おぼこのあきちゃん 薬寿庵、香寿庵つくる。

2022/06/13

社長がいつも言っております。やまと堂は、健康にするだけではなく、病気の根っこにあるものを見つけ、それに気づいていただくことが幸せになっていただくことだと申しております。

大変なことですが、私もそのために毎日修業を重ねております。
いつかは、社長の弟子としてお役に立てる日を夢見て頑張っております。

まずは、ウエルカムハウス「薬寿庵、香寿庵」を富岡の地に作りたいと思います。

一歩前進、二歩後退の毎日でしたが、真人君のおかげで前に進みそうです。真人君のご両親に感謝いたします。今日より明日がよい日になりますように願っております。

岩井堂の観音様ありがとうございます。

さあ~、前へ前へですかね。 

お客様が作ってプレゼントしてくださいました。
四つ葉のクローバーを見つけられるなんてすごいです。
また、こんなに小さくてかわいいお花どうやって入れたんでしょうか。
ありがとうございます。大事に飾らせていただきます。

第25話 おぼこのあきちゃん 5月の連休の一日

2022/05/09

今年も、成木川と黒沢川の落ち合うところに流されてきた桜さんが集まり筏を作り、ぐるぐる回って大きくなり、川下に流れていきました。

一年に一回しかないこの日のために、みなさまを楽しませていただき、本当にありがとうございました。また、来年もよろしくお願いします。ちょっと、さびしいですね。

5月になれば、またこの辺は新緑の美しさでいっぱいになります。自然豊かで飽きることがありません。

父、母が忙しく、両おばあちゃんに育てられたこともあり、いつも自然がそばにありました。もちろん、愛読書は、どこへ行くにもハイジを持って、公園や川原や森の中でよく読んでいたものです。

ここ富岡には、その頃と全く同じ風景があります。ハイジがおじいちゃんやペーターと登った山の上のお花畑もここにはあるんです。

みなさまに見てもらいたくて写真に残しましたのでご覧ください。

栗林の中にこんなに素晴らしいお花畑があります。

かわいそうなので、お花は摘みませんが、これも一年に一度だけのことなので感謝をもって見とどけたいと思います。

5月の連休まで、楽しめると思います。

みんなで、草刈りをしたらここでお昼にすることにします。

こもれびの中のお花畑でおにぎりをみなさんと食べるなんて、何てすてきなことですかね。

うめ爺が休まなければいいのですが、でもこの美しい景色なら来ると思います。楽しみです。

第24話 おぼこのあきちゃん おぼこの春

2022/04/10

今年も富岡の成木川沿いの桜さんたちがいっせいに花を咲かせました。

仕事を終えてからほぼ毎日カメラを持って来てたものですからとてもうれしいことです。

一年間頑張ってきたご褒美ですかね。桜さんたちがお行儀よく一列に1kmにわたって迎えてくれます。

あきちゃん、ちっちゃな体でよく頑張ったね。精一杯咲かせるから、ゆっくり歩いてきてね。お祝いの花道だよ。と言っているようです。

一年に一回の出会いですが、このような時間を大事にしたいものです。

桜さん、今年もありがとうございました。それでは、岩井堂の観音様の桜も、もう少しで咲くと思いますので参道のお掃除に参りたいと思います。

いつか、富岡から桜並木の参道を作ってお参りできるようにしたいと思います。もう一つの私の目標です。本当は内緒なんですが。目標はいつか叶うと思って精進したいと思います。

なお、岩井堂は道がよくないのでスニーカーで行ってください。でもいい所ですよ。

こんなおぼこですみません。

第23話 おぼこのあきちゃん 春の思い

2022/03/14

今年も梅の木の下にかわいい「ふきのとう」が顔を出してくれました。
いよいよ、春ですね。小鳥さんも元気に飛び回っています。

富岡は、青梅市内から8kmほどしか離れていないのに自然がいっぱいの別天地です。いいところです。
みなさまのための憩いの場所にしたいものです。

私がまだ小学一年生の頃だったと思いますが、青梅市郷土博物館の隣にあるかやぶき屋根のお家に行ったことがあります。

そこには、私のおばあちゃんが、管理人をしていたのでよく遊びに行きました。

「あっこや、よく来たね。」と言っては、かやぶき屋根の縁側でいろんなお話をしてくれました。
本当に、いい思い出になっています。

あたたかい日差しを浴びて、おばあちゃんのひざに頭をのせて、いつの間にか居眠りをしていたものです。

「あっこや、起きてね。帰りますよ。」と言っては、2人で手をつないで帰って行ったのを思い出します。

今訪ねても、旧宮崎家住居は、昔のままです。今でもおばあちゃんが、「あっこや、よく来たね。」と迎えてくれそうです。

おばあちゃんといろいろなお話をした縁側もそのままです。

100年ほど前のかやぶき古民家ですけど、大事にしたいものです。私はこの家が大好きなんです。富岡にもこのような思い出が出来る癒やしの家を建てたいと思います。

作事さん、風玄さん、よろしくお願いします。
おぼこのあきちゃんの夢を叶えてください。私はやります。