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第42話 おぼこのあきちゃん 来年もよろしくお願いします。

2023/11/30

みなさま、おぼこのあきちゃんにお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
年内は、今回で終了させていただきます。

まだまだ、未熟者で、自分でもどうしたらいいものかと悩んでおりますが、母も「この子は、幼くって、幼くって、将来が心配なんですよ。」って言っております。

でもこれが私なんです。身体も小さくって、病気ばかりです。
でも心は負けません。

うめ爺、うめ子、そして、社長の健康管理を食事を通してがんばっていきます。

社長が言っております。
裏方をちゃんと出来ることが、実は表に出たとき、誰よりも飛躍できる人になるそうです。

今は、健康管理を通して、裏方を極めたいと思います。

いましばらく、おぼこのあきちゃんが飛び立つ時をお待ちください。

身体は、小さいですけど、心は誰よりも大きいと思っております。

来年は、ご来店の方に、おぼこのあきちゃんせんべいを考えております。

富岡も始まりますよ。楽しみです。

また、来年元気に会えることを楽しみに年末年始を頑張りたいと思います。
また、来年もよろしくお願いします。  
                     
来年は、光あふれる一年になりますように。    おぼこのあきちゃんより

第41話 おぼこのあきちゃん 章慶寺の奥様。

2023/10/29

「おぼこのあきちゃん、お彼岸が過ぎたら北鎌倉にある章慶寺さんに私の代わりにお師匠さんのお墓参りに行ってください。」と言われ、今日は、住職の奥様がいらっしゃるそうなので、お邪魔することにしました。

いつもは、社長のお供で参るのですが、今日は一人で来ました。
私も孫弟子ですので、みなさまに社長共々代わりにお墓参りをさせていただきました。

さてと、お参りが終わりましたので、奥様のいらっしゃる裏手に行きます。
それこそ料理の師匠は奥様なんですよ。

みなさまが、おいしい、おいしいと食べてくれるものは、奥様のおかげなんです。
ほとんどがお寺の境内で採れた食材で賄います。その季節に採れた食材をほとんど無駄なく利用して、おいしい料理にするんです。すごい方です。

その奥様が私のことを、「むかし、むかし、江戸の頃にいた娘さんのようですね。あなたなら大丈夫。私が教えるから、たまに来なさい。」と言われ学んでいます。

今日は、奥様といただくお弁当を作ってきましたので、何と言われるか楽しみです。

富岡で採れたお芋に野菜に梅干しとふきみそなど富岡弁当です。喜んでくれるといいのですが。

いつもの笑顔でお待ちしていたようです。
お茶を入れて、「待っていましたよ、おぼこのあきちゃん」と言ってハグまでしてくださいました。

お話をしながら、二人でお弁当をいただくことになりました。

奥様がわっぱのふたをとると、涙を流してお弁当をなでています。

「あなたは、私の本当のお弟子さんよ。ずうっと、ずうっと、この気持ちを忘れないでね。あなたにお会いできたことが、私は一番うれしいわ。江戸娘のあきちゃん。さあ、食べましょうか。」

「はい、お師匠様。ああ、ここはいい所ですね。」こんな場所を富岡にも作りたいです。


群馬県の照葉峡です。標高が上がるにつれ紅葉していました。空気がおいしいです。
道端にどんぐりが。夜はクマさんが出るかもしれないです。きれいですね。

第40話 おぼこのあきちゃん 高湯温泉に一泊します。

2023/09/22

アトピーの人にとっては、福島県の高湯温泉もいいです。
修業時代にお世話になった、女将さんに会いに行くことにしました。

休みを利用しての一泊の旅はきついのですが、あの女将さんに会えるのかと思うとうれしいかぎりです。

おしか婆さんも言っておりましたが、秘湯の宿の中では、一番の女将さんと言っておりました。

それでは、べにこさん風に紹介しますね。
磐梯吾妻スカイラインをくねくね登りますと、30分ほどで湯煙の中に硫黄臭がしてきます。そこが、140年ほど前からある高湯温泉に到着です。めざす吾妻屋さんは通り沿いにあります。

女将さん、元気にしておりますかね。では、入ります。

あら~、おぼこのあきちゃんでしょ。あのあきちゃんでしょ。

はい、女将さん、あの小ちゃなあきちゃんですよ。
本当にお世話になりました。今日は、女将さんに会えることがとてもうれしいです。

当時、アトピーが悪化して、おしか婆さんに行っておいでと言われて来ました。
仕事を手伝いながら、アトピー治療も出来、今ではこんないきれいになりました。
女将さんのおかげです。

今回は、酸性・含硫黄カルシウム・アルミニウム・硫酸塩泉の泉質がアトピーにいいことをみなさんに知ってもらう目的もありました。

私と同じ苦労の方に知ってもらいたくまた来た次第です。

あなたのことは、おしか婆さんから聞いておりましたが、体はちいさいけど、心は大きいんだよとおしか婆さんが褒めていましたよ。
やまと堂のもう「かなめ」になっているらしいですね。

私は、まだまだ修業の身です。今日も色々教えてください。

はい、今日は、あなたをお客様として迎えて、わたしも一杯やりながら昔の話でもしましょう。
本当に楽しい晩になりそうだわ。さあ、入って、入ってください。おぼこのあきちゃん。大きな心のおぼこのあきちゃん。

女将さん、恥ずかしいですよ。  おわり。

吾妻屋さんの露天風呂に行く途中に素敵な古民家がありました。
以前裏の山手にあった古民家を移築したそうです。窓の感じがいいですね。

第39話 おぼこのあきちゃん たまには山の温泉でも。

2023/07/29

みなさんこんにちは。私は今どこにいると思いますか。

今回は、休みを利用して、アトピーさんに良いという温泉探しのために、八ヶ岳連峰の一つ、天狗岳の登山口にある渋御殿湯さんにおじゃましております。

アトピーさんにとっては、理想の泉質(単純酸性硫黄泉)で泉温も27~31度です。
足下湧出の「渋長寿湯」があり、湯はすべて掛け流しです。女性用のお風呂は少し小ぶりですが、よいお風呂です。

私のような肌の人には、高原にある山の温泉に長く湯治するのが理想なんです。
ハイジがおじいちゃんと湯治に行くような感じですかね。

忙しい毎日ですが、こんなお休みがあってもよいかと思います。
どうぞ、心の休養に出かけてみてはいかがですか。

私も休みを利用して、ハイキングをしながら、アトピーさんによい温泉を見つけるのも楽しいものです。

そういえば、宿の近くに日本画の東山魁夷さんの作品「緑響く」に描かれた「御射鹿池」もあります。探せば良いところがいっぱいあるものですね。

次回も休みを利用して、アトピーさんによい温泉探しに出かけたいと思います。

お泊まりしても1万円でおつりがきますし、日帰り温泉もしているそうです。

さあ、次へ行きますか。写真も掲載しておきます。アトピーさんがんばれ!


 
第38話 おぼこのあきちゃん 夏は梅酒づくりから

2023/06/30

うめ爺うめ子も、御岳山のケーブルカーに進出ですか。
本当に二人とも、やまと堂のためにがんばっていますね。

私は、富岡に売店をつくり、やまと堂のお客様をまこと君が建てた、古民家にお泊まりいただき、帰りは、おぼこのあきちゃんの品物や江戸時代の雑貨やおもちゃを買ってもらい、ぜひ岩井堂へみなさんとお参りに行くことが夢なんです。

それも将来、岩井堂への参拝がしやすいように、川沿いに道を作りたいと思っております。

それがやまと堂の将来まで続く一番の道です。
浅草寺さんの観音様も喜んでくれると思います。

一歩、一歩、着実に前へ前へです。

今回は、うめの季節になりましたので、おぼこのあきちゃんの梅酒造りを伝授したいと思います。
甘くておいしいです。夏バテ予防にもなりますので、参考にしていただければ幸いです。

梅酒の作り方

材料 青梅:1kg、氷砂糖:1kg、ホワイトリカー:1.8L
氷砂糖が多めです。

作り方
1.梅の実をきれいに洗い、水に2~4時間つけ、あくを抜く。
2.へたを竹串で取り除き、ペーパーなどで水気をしっかり取る。
3.容器に青梅と氷砂糖を交互に入れ、ホワイトリカーを注ぐ。
4.ふたをしっかり閉める。時々、容器を動かして氷砂糖が混ざるようにする。

2~3ヶ月後には飲めるようになりますが、私は、1年後の梅雨の頃から、食後に氷を入れて飲みます。夏バテ予防になります。
梅酒の実は、1年後に取り出し、鍋に梅の実と砂糖、はちみつと一緒に煮てから食べています。実が柔らかくなり、ハチミツの甘さも加わって、とってもおいしいです。

第37話 おぼこのあきちゃん 次の夢はおぼこのあきちゃん売店です。

2023/05/28

最後の草刈りになりましたか。

岩井堂の観音様が、願いを叶えてくれたようです。
私の甘酒やいつもお掃除に行っては、お願いをしておりました。

「それでは、おぼこのあきちゃん、あんたほど、ここにお参りに来た人はいないよ。ちゃんと願いは、受け取ったから、心配しないで待っていなさい。いい大工さんが来ますよ。」といつも夢の中で、観音様が言っているのが、本当になったんです。

だって、まこと君がその人なんですよ。

いつも材木の中の小さな小屋にいて、行くとにこにこして迎えてくれます。
いつももじもじ君が、材木の話になると、別人のように活き活きと話しをするんですよ。

その方が、小さなお家を一生懸命建ててくれることになりました。

本当に、夢は叶うものですね。

そして、次はおぼこのあきちゃんの売店ですか。

観音様も大変でしょうが、またお願いしますね。
何回でも行きます。今度は、おにぎりに甘酒セットにしますね。

今月は、草刈りで忙しかったので、最後のお休みは、ここでぼーっとしようと思います。
空は、天気で気持ちがいいです。


 
第36話 おぼこのあきちゃん 青梅のお祭りです。

2023/04/28

年は、河辺町から青梅大祭に山車が参加するんですね。
山車の上では、わんぱく相撲の子供達が、太鼓をたたいたり、笛を吹いたり、踊ったり、楽しんでいます。
それに、うめ爺、うめ子に、私と社長もハッピを着て出車をみなさんと威勢の良いかけ声で、引いて行きます。なんと楽しい一日でしょうか。

あ~あ、また夢を見ていたようです。
こんな日が来ることを願っております。

5月が近づくと、小さいときからお祭りの夢を見ます。

おばあちゃん、両親に、お姉ちゃんとみんなでなかよく出かけたものです。

今は、だいぶ夢も進化したようです。

でも、これが今の私の目標なんです。
やまと堂の山車なんです。

五穀豊穣も大事ですが、何よりも健康祈願です。

どうしても、やまと堂の山車が大事だと思いますので、いつか参加したいと思います。

それでは、知り合いの大工のマコトさんなら相談にのってくれると思いますので、さっそく、私の作った、「ふきみそ」を手土産に会いに行ってみたいと思います。

私の子ぶた貯金箱が10個どころか、100個ぐらいかかるそうです。
完全なる挫折です。これも、一歩、一歩前進するしかないですね。

あきらめたら負けです。みなさんの健康祈願のためにも頑張りたいと思います。

今にみておれ、やってやろうじゃありませんか。やりますよ。
クラウドファンディングもあるけど、やはり、100個か。ハイ、ハイ、…。

今年の富岡の桜です。何度見ても感動します。

第35話 おぼこのあきちゃん 春です。

2023/03/31

やっと、待ちに待った雨が降りました。この雨で富岡のふきのとうがお出ましすると思いますので、今日は行くことにしますか。

一年に一度のお出ましですもの。大事に大事にいただきたいと思います。

それから、今年の桜の様子も見ることにしますか。
畑の蔵での買い物もあるのでかごをしょって、ママチャリで行くことにします。

花見弁当を作ることになっているので、その材料も買いますか。

みなさん、よく3年間がんばりましたね。
うめ爺に社長、うめ子に私、楽しいお花見をしたいものです。

それぞれ、何か余興をやるらしいので、私は、炎鵬関の出番の時にやるすり足をみなさんにご披露しますか。

練習の成果が出ると良いのですが、少し練習しますかね。

うめ子にも教えますかね。二人でやったらおもしろそうですね。

でも、かなり酔っぱらわないと出来ないんですよ。やっぱり、恥ずかしいですもの。
いえ、今年は、3年ぶりですもの、絶対にやります。

ふきのとうのレシピも添えておきます。
みなさんも、お花見してくださいね。

おぼこのあきちゃんのふきみそ

材料 ふきのとう:10こくらい
   みそ:30g(約大さじ3)、三温糖:30g(約大さじ3)、ごま油、鷹の爪:少々
作り方
1.小鍋に水を入れ、沸騰したら、ふきのとうを湯がく(2分くらい)。
2.ふきのとうを軽く絞り、細かく刻む。
3.小鍋に、ごま油、鷹の爪を入れ少し火にかけたら刻んだふきのとうを入れ軽く炒める。
4.みそ、三温糖を入れ木べらで練る。味が濃かったら酒を少し入れる。水気がなくなったら出来上がり。

ふきみそは、そのままご飯のお供に、また、焼いた油揚げやお魚、お肉などにのせたりといろんな食べ方を試してみてください。

また、新しい桜見つけました。はい、パチリ。きれいです。

第34話 おぼこのあきちゃん みなさんを甘酒で元気な一年を。

2023/02/23

明日は、青梅マラソンの日です。
いよいよ青梅にも春が来ます。
今日は仕事が終わったら早速、甘酒を作ります。

みなさんが走り終えて帰ってきますので、リヤカーにやまと堂ののぼりを立てて「ふるまい甘酒」をプレゼントしたいと思います。

こんなに遠い青梅まで来てくださるんですもの。社長にもやまと堂を知ってもらういいチャンスだよと言われていますので、明日は、いっちょうがんばりたいと思います。

私の甘酒は、岩井堂観音様のご利益もありますし、うめ爺うめ子、それに社長も本当においしいねと言ってくれますので、自信を持ってみな様のご期待に応えたいと思います。

作り方のレシピもそえておきますので、よろしければ作ってみてください。

そういえば、大雪が降りましたので、そろそろ富岡の土地にもふきのとうが出始めるころだと思います。

また、今年もいい季節がめぐってきたようです。
貯金がたまるようにまた、岩井堂観音様にお願いに行くことにします。
早くおぼこのあきちゃんの売店が出来るといいな。

おぼこのあきちゃんの甘酒 (2人分)

材料 酒粕:50g、水:300ml
   三温糖:20g(約大さじ2)、黒砂糖:10g(約大さじ1)、塩:少々
作り方
1.小鍋に水300mlを入れ、酒粕を小さくちぎり水につける。
2.酒粕が柔らかくなったら、火にかけゆっくりかき混ぜながら、酒粕を溶かす。
3.沸騰してきたら、砂糖、黒砂糖、塩を入れる。味を見て甘めがお好きな方は黒砂糖を少し足し、少し火を入れできあがり。

私は、八海山の甘酒がお気に入りです。
冷え性の方やとても寒い日などは、甘酒に日本酒を少し入れますととても体が温まります。
黒砂糖は、貧血の方にとてもいいと思います。ぜひ、作ってみてください。

第33話 おぼこのあきちゃん 今年も修業です。

2023/01/28

今年は、いつもお世話になっている岩井堂観音様に初詣に来る人達に甘酒を差し上げることにしました。

何人来るかわかりませんが、大鍋で作ることにしました。
五十嵐酒造さんにお願いして、分けていただいた酒粕が役に立ちました。

うめ爺と社長のおかげですかね。
よくまあ、あそこまでお酒を買いに行くとは知りませんでした。

そんなわけで、早めに岩井堂に来て年末のお掃除をして、富岡までうめ爺うめ子に運んでいただいた、甘酒をリヤカーに乗せて岩井堂まで運んで、後は、マキの上に鍋をのせて温めて、寒い中を初詣に来る人に振る舞うことにしました。

これも私の修業なのです。

観音様にお願いするばかりではだめです。
やはり、こちらも協力しなければ観音様もおいそれとは願いを叶えてはくれません。

それは、どうもやまと堂のみなさんが大相撲初場所に連れて行ってくださるそうなので、願いが叶うとうれしいかぎりです。

もし、願いが叶ったら、炎鵬の応援を出来るし、また会えるんですから。

さあ、いっぱい来てくださいね。観音様がお待ちですよ。
あったかい甘酒もありますよ。お待ちしております。

願いが叶いました。右側の小さいお相撲さんが炎鵬ですよ。勝ちました!
うめ爺、うめ子、社長、きんじさん、ありがとうございました。